7月23日に停電が発生した静岡県牧之原市の榛原総合病院では、電気が復旧し、24日朝から外来診療や救急患者の受け入れを再開しました。原因は、電気設備の不具合とみられています。

【写真を見る】「電力を効率よく使う装置に何らかの異常か」総合病院で17時間の断続停電 ようやく解消、外来受付も再開=静岡・牧之原市

榛原総合病院では、23日午前7時頃から約17時間にわたって断続的に停電が発生しました。この影響で、投薬患者などを除く外来診療を中止したほか、予定していた手術を延期する事態となりました。

病院には251人の入院患者がいましたが、暑さなどによる健康被害は確認されていないということです。病院の説明によりますと、敷地内の「受電設備」に設置されている部品の一部を取り外したところ、停電が解消したといいます。

<島田支局 篠原大和記者>

「榛原総合病院の電気室です。こちらにあるコンデンサーは、電力を効率よく使うための装置ですが、何らかの異常があったとみて病院は調べています」

病院は、コンデンサーの不具合が停電の原因とみて調査を進め、今後、再発防止に努めるとしています。榛原総合病院では24日朝から、外来診療や救急患者の受け入れを再開しました。