「Hi! We're ME:EYE's!」サムネイル

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 2023年10月より放送されたサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』(TBS系/以下、日プ女子)から誕生した11人組ガールズグループ ME:I。先日、ME:Iの各メンバーの公式キャラクター ME:EYE'sとメンバーカラーが発表された。

(関連:【動画あり】ME:Iの各メンバーの公式キャラクター ME:EYE'sが公開された「Hi! We're ME:EYE's!」

 その色は、COCOROがライトブルー、MIUがラベンダー、MOMONAがブラック、RANがレッド、SHIZUKUがホワイト、AYANEがイエロー、KEIKOがシルバー、KOKONAがパープル、RINONがビビッドピンク、SUZUがパステルピンク、TSUZUMIがオレンジ。印象的なのはRINONとSUZUが色味の違うピンクであること、そしてKEIKOがペンライトではなんとも表現しづらい色であるシルバーであること。コンサートなどの場面においては、ファンは自分の“推し”のメンバーカラーを光らせたペンライトを使用する際に「何色を光らせようか」と気になることだろう。

 そこで、今回はME:Iと同じく11名以上の大所帯グループのメンバーカラー、ペンライト事情を解説したい。

 大所帯のグループの場合、そもそもメンバーカラーを設けない、もしくはグループのカラーとして統一するグループも存在している。その中でも、固定のメンバーカラーを設けているグループも少なからずある。

 例えば11人組グローバルボーイズグループ INIには、池粼理人がネイビー、郄塚大夢が水色、藤牧京介青と青系統のカラーを持ったメンバーが3人いる。しかし、INIの場合はファンクラブ向けに発売されているペンライト「INI OFFICIAL LIGHT STICK」の「セルフモード」というものがある。そのモードでは、Bluetooth機能でスマートフォンアプリと連携し、円形のカラーチャートから細かに色を選択することが可能だ。また、コンサート中はペンライトと座席情報を連動させる「コンサートモード」を使用することで、多様なステージ演出も表現できる。

 ハロー!プロジェクトを卒業したOGが多く所属するM-line clubからは、過去に「M-line Special ペンライト」という名で30色に光るペンライトが発売されたことがある。また、現役のハロー!プロジェクトメンバーに対応して20色以上のペンライトもたびたび登場。メンバーカラーについてはモーニング娘。’24に関して言うと小田さくらのラベンダーと野中美希のパープル、横山玲奈のゴールドイエローと岡村ほまれのデイジーと、似たような色味のカラーを持つメンバーが同一グループ内に存在している。

 STARTO ENTERTAINMENTのジュニアユニット 少年忍者は、総勢21人組。ピンク系統の色だけでもマゼンダピンク、ピンク、ライトピンクがいる他、久保廉、元木湧、ヴァサイェガ渉の3名が赤と、メンバーカラーの被りがある。過去にはどのメンバーにどの色を光らせるべきかを、メンバーの川粼皇輝が作成したメンバーカラーとペンライトカラーの一覧画像が公開されたこともある。

 また9人組ではあるものの、Snow Manも特殊な例。通常、メンバーカラーがブラックのメンバーはホワイトのペンライトを振られることも多いが、Snow Manにはメンバーカラーがホワイトのラウールがいる。そのため、公式のペンライトからは、メンバーカラーが黒の目黒蓮を表す“めめブラック”という深い青色が登場した。

 さらに、「大所帯」といえば真っ先に思いつく人も多いであろう乃木坂46ら坂道グループには、メンバーカラーではなくペンライトカラー/サイリウムカラーというものがある。坂道グループの場合、コンサートの際は基本的にファンはペンライトを2本セット持ち。その色の組み合わせでどのメンバーの色かを判別するとのことだ。例えば、乃木坂46・梅澤美波は青×水色、櫻坂46・松田里奈はグリーン×イエロー(本人ブログによるとイエロー×パールグリーン/※1)、日向坂46・佐々木久美はパステルブルー×パープルという具合。ちなみに、同グループの場合は、持ち手とライトの部分の色が先述したツートンカラーになっており、名前が入っている“推しメンペンライト”なるものもあるようだ。

 このように、大所帯のグループにはそれぞれの方法で推しのメンバーカラーを分ける方法がある。夏にはツアーも決まっているME:Iのコンサート会場では、どのようにして“推し”のカラーを光らせることができるのか。今から楽しみだ。

※1:https://www.keyakizaka46.com/s/k46o/diary/detail/30524