「花火」による子どもの“やけど”に要注意 服に着火したケースも 国民生活センターが呼び掛け
夏は親子で花火を楽しむ光景をよく見掛けます。そんな中、子どもが花火の際に手や足などにやけどを負う事故が発生しているとして、国民生活センターがXの公式アカウントで注意を呼び掛けています。
国民生活センターは、子どもに花火で遊ばせる場合は必ず親が付き添うよう呼び掛けているほか、花火による子どものやけどは、特に1歳から3歳で多くなっていると説明。3歳以下の子どもに花火を持たせることは避け、距離を置いて花火を見せるなどして楽しむよう、求めています。
肌の露出が多い服や履物の場合、火花などで手や足などにやけどを負う危険性が高まるといいます。また、子どもが花火を振り回した直後、風により火花が着ていたスカートに飛んで着火し、太ももにやけどを負う事故も発生しています。
そこで、国民生活センターは、花火の風下には立たせないようにし、風が強い場合は花火遊びをやめさせるよう警告しているほか、服に着火した場合の対処法を事前に覚えておくよう、アドバイス。
花火で遊ばせる際は消火用の水を用意し、製品に記載されている注意事項を必ず守って使用するよう、呼び掛けています。