“遺体なき強盗致死” 被告の男 起訴内容を一部否認 広島地裁
男女7人が逮捕された広島県海田町の強盗致死事件で、強盗致死などの罪に問われている男が初公判で起訴内容を一部否認しました。
被告の男(34)は2022年6月海田町の事務所で男性を監禁し、暴行を加えて脅迫し金を奪ったうえで死亡させ、遺体を遺棄した罪に問われています。
被告側は監禁や暴行などについては起訴内容を認めましたが、遺体が見つかっていない男性については亡くなっていないとして強盗致死と死体遺棄の罪については否認しました。
検察側は事件当時の音声データなどの証拠を示し、被告の男の暴行によって男性が死亡し遺体が運ばれたと主張しました。
判決は8月1日に言い渡される予定です。