【農家直伝】新顔野菜「コールラビ」の一番おいしい食べ方教えます♪加熱で甘~い♡え、皮も葉も味わえるって!?

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こんにちは!東京都八王子市・中西ファームの管理栄養士ファーマー・荒井です。丸いフォルムと長く伸びた葉がインパクト大な「コールラビ」。かぶのような形ですが、実はアブラナ科でキャベツの仲間。不思議な見た目とは裏腹に、サラダや炒め物などの幅広い料理に使える優秀な野菜なんです!今回紹介するレシピは「コールラビとベーコンのソテー」。材料も作り方もシンプルなので、直売会で食べ方を聞かれたら真っ先に紹介する一品です!それでは作ってみましょう♪

【新顔野菜】ラブリーな「コールラビ」で”酢の物”作ってみた!キャベツとブロッコリーの中間風味♪【農家直伝】



この丸くて実に見える部分は茎なんです!
使う時は皮を厚めに剥いて使うのがポイント。特におしりの部分は固くて筋っぽいので、しっかり剥いてくださいね!



保存する時は葉を切り落として、それぞれジッパー付きの保存袋に入れて冷蔵庫へ。
そのまま保存すると、水分が抜けるスピードが早まり、味が落ちてしまいます。
冷蔵保存なら3日を目安にして使い切りましょう。



ちなみに、葉は刻んで冷凍するのがおすすめ。スープの具やふりかけにするとおいしいです。
皮もおしりの部分以外は、きんぴらや炒め物でおいしく食べれるので、取っておいてくださいね!



今回紹介する「コールラビとベーコンのソテー」は、シンプルながら旨味がたっぷりの副菜です。
味付けは、塩とこしょうのみ。サッと炒めるだけで完成しますよ!

旨味たっぷりで箸が止まらない!「コールラビとベーコンのソテー」



材料(2人分)
コールラビ…1/2玉
ベーコン(ブロック)…100g
オリーブオイル…大さじ1
塩…1つまみ
粗びき黒こしょう…適量

作り方
1.コールラビの皮を厚めに剥き、厚さ1cmのいちょう切りにする。ベーコンも同じ厚さに切る。







2.中火で熱したフライパンにオリーブオイルを回し入れ、1を入れて炒める。



3.ベーコンに焦げ目が付き、コールラビが透き通ってきたら、塩と粗びき黒こしょうで味付けをして完成。



このくらいが目安。ベーコンが焦げやすいので、火加減に注意してください。









あっという間に完成!
コールラビは火の通りが早いので、調理もスピーディーなのがうれしいですね!忙しい日の夕食作りでも活躍してくれます。



コールラビは加熱すると甘みが倍増!
ベーコンの旨味と塩気を吸ったコールラビは、ずっと味わっていたくなるようなジューシーさです。



風味はキャベツに少し似ているかも。きっと、同じアブラナ科だからですね。
食感はムギュッとシャクシャクの中間で、他の野菜にはない口当たり。
この食感がクセになってしまい、毎回作るたびに箸が止まりません!



ご飯との相性もバッチリ。このレシピを作る時は、ぜひ一緒に炊飯しておいてください!
ここに目玉焼きを乗せれば立派な朝食になっちゃいますよ♪
形が安定してるので、お弁当のおかずにもおすすめ。ベーコンの旨味でご飯が進みます!



クセのない味わいなので、旨味の強い食材とも相性抜群なコールラビ。
まずはこのレシピから始めて、いろいろな炒め物に使ってみてくださいね!

中西ファームの和みスポット紹介



畑にいると季節の変わり目を日々感じるのですが、初夏は本当に気持ち良いですね!
畑自体が和みスポットの我々。中西ファーム周辺は大きな建物がないので、晴れ渡る空や夕焼けも独り占めです。
きれいな景色にタイミングよく出会えると、農家やっててよかった~って思います。



ある日、代表が中庭でせっせと何か作業に勤しんでいたのですが、いつの間にかいい感じのフィールドが誕生してました!
直売会に来たら、ぜひこちらでもゆっくりしていってくださいね~!



ヤギのツキちゃんもお待ちしてます。
直売会は毎週土日と祝日(11~13時)開催中です。これからだんだんと夏野菜も増えてくる時期なので、お楽しみに!


中西ファーム


東京都八王子市で江戸時代から続く農家の7代目、中西雅季さんを中心に、4ha(ヘクタール)の農地で年間約100種類の野菜を栽培している農業法人。「みんなが自然に集まり楽しめる農園」を目指し、毎週土日の直売会で販売するほか、マルシェ(農産物などの販売市)にも積極的に参加。レンタルスペース「雑荘」など、農業の枠にとらわれない活動も注目を集めている。
詳しくは公式SNSをチェック。https://www.instagram.com/nakanishi_farm/?hl=ja