日産が斬新「キューブ」発売に大反響! 純喫茶風の「レトロ仕様」&“オシャ”な専用パーツ装備! 組み合わせ自由な「レトロリノベーション」とは?
斬新な「キューブ」で中古車ビジネスに新たな息吹
日産は2024年1月に「キューブ」のリフレッシュおよびカスタマイズを施したモデル「キューブ レトロリノベーション」の販売を発表しました。
この中古車を活用するプロジェクトに、ユーザーからは多くの反響が集まっています。
キューブは日産がかつて製造・発売していたトールワゴンで、2019年12月に生産終了しています。
【画像】「えっ…!」これが斬新レトロな「キューブ」です!(30枚以上)
現在は中古車市場に沢山の台数が流通していますが、日産は初めてクルマを購入する若年層をターゲットに、中古車の内外装をメンテナンスしてより良い状態にリフレッシュすること、そして好みに応じてカスタマイズを行うことができる「魅力的な中古車プログラム」を提案。
そのコンセプトモデルとして、東京オートサロン2023では「キューブ リフレッシュ&レトロコンセプト」を展示しました。
このモデルは内外装部品を交換し、時代のトレンドに合わせたレトロなデザインの専用パーツが装備されています。
実際にイベントではユーザーから大きな反響を呼び、「このクルマ売らないの?」という声も多く寄せられました。
こうした声を受けて日産と奈良日産は共同で、2024年1月からキューブ レトロリノベーションというリフレッシュ&カスタマイズを施した認定中古車の販売を開始しました。
レトロリノベーションには、レトロスタイルを融合させてカスタマイズした「カスタムパッケージ」と、傷や汚れなどが気になるパーツを新品に交換した「リフレッシュパッケージ」が用意されています。
また各パッケージには個別オプションも設定。
これらをリフレッシュの規模やカスタム箇所に応じて、ユーザーは自由に組み合わせることができます。
リフレッシュパッケージは、主に傷や経年劣化した部品を交換し、内外装を新品同様にするパッケージとなっており、消耗品の交換やコーティング、劣化部品の交換など、車両の状態や予算に応じて選べる項目があります。
またリフレッシュする規模に応じて、エントリー、スタンダード、プレミアムの3つのレベルが設定されており、そのほか個別オプションでパッケージ外の部品交換なども可能とのことです。
カスタムパッケージは、より個性的でレトロモダンな雰囲気を演出するパッケージとなっており、シートカバーやホイールカバー、2トーンカラーのステッカーやインテリアの専用加飾など、ユーザーの好みに応じて選択可能です。
こちらもカスタムの範囲に応じてエントリー、スタンダード、プレミアムの3つのレベルを用意。
また個別オプションではベースキャリア&ルーフラックが選択できます。
価格(消費税、工賃込)は、リフレッシュパッケージのエントリーが7万4835円、スタンダードが27万2595円、プレミアムが39万1776円。
カスタムパッケージのエントリーが10万6430円、スタンダードが57万3698円、プレミアムが75万0764円、ベースキャリア&ルーフラックが13万9800円です。
なお、レトロ リノベーションは現在でも奈良日産で注文を受け付けているといいます。
このプロジェクトにユーザーからは「こういうクルマの付き合い方も楽しそう」「これこそSDGs時代にピッタリ」「メーカーがこういうカスタムを推進しているのが面白い」と、中古車をレストモッドする取り組みに好評の声が集まっています。
一方で「ラフェスタもやってくれないかな」「昔のZとかシルビアでも見てみたい」の、他車種の展開も希望する意見も多く見られました。