男性は37歳、女性は34歳!? 日韓ともに上がり続ける“初婚年齢”、韓国は日本よりも晩婚化が深刻

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晩婚化が叫ばれる昨今、若者たちの結婚はどんどん遅れてきている。

【画像】「結婚してごめんなさい」誰もが自虐する韓国の結婚事情

実際、厚生労働省が公表している人口動態調査(2023年)によると、男女ともに初婚年齢は上がり続けており、2022年には男性31.1歳、女性29.7歳という結果が出た。

平均初婚年齢は1990年が男性28.4歳、女性25.9歳、2000年が男性28.8歳、女性27歳、2010年が男性30.5歳、女性28.8歳と、年々上がり続けている。

このように、晩婚化が着々と進行している日本だが、お隣・韓国はどうだろう。

8月26日、結婚情報会社デュオは「2024年婚姻統計分析報告書」を公表。これは、約4万9000人の成婚会員のうち、直近2年間で結婚した初婚夫婦3774人の調査結果をもとに作成されたものだ。

報告書によると、平均初婚年齢は男性36.9歳、女性33.9歳と、日本よりも圧倒的に高いことがわかった。また、初婚夫婦の平均年齢差は2.9歳で、夫が年上の夫婦が86.0%となっている。

写真はイメージ(写真AC)

こうした結果に韓国のネット上では、「だから出生率が低い」「結婚したくても生活が無理」「遅すぎる。せめて30歳前には結婚すべきだ」など、多くの意見があがった。

昔に比べて選択肢が増えた結果だとは思うが、両国とも頭を悩ませる少子化問題に拍車をかける事態でもある。

(文=サーチコリアニュース編集部)