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航空機の燃料が不足し地方空港を中心に国際線の増便や新規就航に支障が出ている問題で、成田空港でも週あたり60便近い航空機に影響が出ていることが明らかになりました。

成田国際空港会社は27日の会見で中国などアジアの航空会社6社で燃料が確保できず増便や新規就航ができない飛行機が1週間に57便にのぼっていることを明らかにしました。

またアジア地域の航空会社の一部では、成田空港で燃料が確保できないため販売する座席の数を減らし、往復分の燃料を積んで運航している便もあるということです。

旅客機の燃料不足をめぐっては、先週、国が航空会社石油元売り会社などと官民合同のタスクフォースを立ち上げましたが、北海道の帯広空港や広島空港など地方空港を中心に深刻な問題となっています。