業者が家で吸ったら…(写真はイメージ)

写真拡大

ハウスクリーニングを依頼している業者が、家の換気扇の下で紙タバコを吸っていた――。2児の母親で美容系インフルエンサー鈴木亜美さん(35)がX上で、「さすがにナシだよね?」と疑問を投げかけ、関心を集めている。

「不意に家帰ったらお掃除の人が換気扇の下で紙タバコ吸ってて動揺して自分の部屋来ちゃったww」

「1年半くらいお願いしてる方なので、ずっと吸ってたんだろうな」

鈴木さんは2024年6月24日、Xを更新して、こう切り出した。

続けて、「まだ吸う人がいる家ならまだしも、私人生で紙どころか電子タバコすら吸ったことないしさすがにナシだよね?」と疑問を呈し、「これさすがに注意していいやつだよね??仕事辞められたら困るんだけど」と戸惑っていた。

この投稿は、2万件以上の「いいね」を集め、反響を呼んでいる。

「換気扇の下であっても家の中でタバコを吸うのは非常識だ」
「うわ、、これは絶対嫌ですね...」
「さすがに会社に連絡して辞めてもらうべき」

リプライを見ると、鈴木さんに共感する声がほとんどだった。

鈴木さんは、こうした声に応えながら、「もう1年半くらいお願いしてる方なので、ずっと吸ってたんだろうな」「うちには子供も犬猫もいるのに家で吸われていました」と憤った。

「何回か一瞬タバコ臭いなぁと思ったことはあったんですが、次の日には消えていたので私物の匂いが残ってるのかなと思ってました」
「信頼してたし子供たちも懐いてたしめちゃくちゃ良い人だと思ってたから、衝撃的な場面に遭遇して思わずなぜか私が逃げてしまった」

こう報告するとともに、「友達の家でも普通の人は勝手に吸ったりしないですよね」「バレなきゃいいと思ってるタイプの人間なんだと知っておびえてます 新しい人探します」などと書いていた。

タバコは、家の中で一番吸われたくないという人が多い」

エアコンクリーニング業者の知識・技能向上を進めている日本エアコンクリーニング協会の担当者は6月25日、家の換気扇の下で紙タバコを吸ったというケースについて、「ありえない話ですね」とJ-CASTニュースの取材に答えた。

「業者が訪問先の駐車場に自らの作業車を止めて、休憩中にタバコを吸うことはあるかと思います。あくまでも、常識の範囲内になります。しかし、家の中や庭、玄関先で吸うことはないでしょう。道路も、近所の目があります。タバコは、家の中で一番吸われたくないという人が多いです。吸った業者は、ネットに書かれても、仕方がないのではないかと思っています」

引っ越し後の空き家などで、家を丸々クリーニングするときでも、壁などに臭いが付いてしまうため、タバコは吸わないはずだとした。業者が家の中でタバコを吸ったという話は、これまで聞いたことがないという。

家の中では、業者が食事を取ったりすることもないといい、暑い時期に飲み物を出してくれれば、それを頂くことはあるとした。

ネット上で業者を批判すると、炎上して様々なトラブルが起こる可能性もある。そのため、業者に直接言えなかった場合は、近くの消費者センターに苦情申し立てをするのが一番いい方法だとしている。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)