ガーディアンズのスティーブン・クワン【写真:ロイター】

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シーズン出場50試合で79安打以上は2001年のイチロー氏以来

 ガーディアンズのスティーブン・クワン外野手のバットから快音が止まらない。シーズン最初の50試合で79安打をマーク。このペースで安打を放ったのは2001年のイチロー氏(マリナーズ会長付き特別補佐兼インストラクター)以来だという。

 26歳のクワンは5月に左太もも裏を痛めて戦線離脱したが、復帰後も好調を維持している。規定未満ながら打率は.389、OPSは1.020。6月は打率.439と大当たりだ。

 母方の祖母が山形出身。2023年のWBCでは野球日本代表「侍ジャパン」の関係者が接触したが、代表入り資格を満たせず実現しなかった。祖母の影響もあり、小さい頃からイチロー氏が憧れの選手だった。自身も抜群のバットコントロールを誇る。

 クワンはここまで50試合に出場し79安打をマーク。データ分析会社「コディファイ・ベースボール」によると、シーズン最初にプレーした50試合で79安打以上をマークしたのは、イチロー氏が2001年に83安打を放って以来だという。

“幻の侍ジャパン”の活躍にSNSも注目。「クワンを次回WBCではなんとか侍ジャパンに欲しい!」「憧れの人に並んだぜ」「イチローとクワンが並んでるのエモいな」とコメントが寄せられた。(Full-Count編集部)