プレミアリーグは18日、来季のマッチスケジュールを一斉に発表した。その中で最も大きな注目を集めているのは今季のプレミアリーグで前人未到の4連覇を果たし、来季は節目の5連覇に挑戦するマンチェスター・シティの日程。来年1月下旬から2月下旬にかけての丸1か月で、厳しい対戦相手との5連戦が組まれる形となっている。

 マンチェスター・Cは今年8月18日の開幕戦で、チェルシーと激突。過去の開幕戦では20勝7分5敗の好成績を残しており、プレミアリーグで最も高い勝率62.5%の相手と厳しいビッグ6対決から幕開けを迎える。

 しかし、それ以上に話題が殺到しているのが来年1月25日から1か月間の対戦相手だ。1月25日に第23節のチェルシー戦を行った後、2月1日にアーセナル戦、15日にニューカッスル戦、22日にリバプール戦、25日にトッテナム戦と強豪対決が目白押し。一時の好不調が優勝争いを大きく左右しそうな連戦が待ち構えている。

 また新フォーマットで行われるUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)も同時並行で行われており、1月21〜22日にリーグフェーズ第7節、同29日に第8節が行われ、2月11〜12日と18〜19日には決勝トーナメントプレーオフがホーム&アウェーで開催。トッテナム戦後の3月4〜5日にはラウンド16も控えており、さらに強敵との対決が続く可能性がある。

 また2月8日にはFAカップ4回戦、3月1日には同5回戦が組まれており、未発表のカラバオ杯決勝も例年この時期の開催。ジョゼップ・グアルディオラ監督のもと、歴史的な偉業が続くマンチェスター・Cだが、今季のタイトルレースはいっそう過酷なものになりそうだ。