“5速MT”あり「爆速コンパクトカー」販売終了へ! “丸目レトロ”ライト&タテ型4本出しマフラー! 屋根開きモデルもある「アバルト」日本向け生産終了
F595と695の販売終了を発表
2024年6月13日、ステランティスジャパンは、アバルトのガソリンモデルである「F595」と「695」の日本向け生産を同年5月に終了し、取り扱い在庫が無くなり次第、国内での販売終了を発表しました。
2024年で創立75周年を迎えるアバルトは、コンパクトかつパフォーマンスを追及したモデルを展開し続け、これまでスポーツカー愛好者たちを惹きつけてきました。
【画像】超カッコいい! これが最後の「アバルト」です(30枚以上)
日本市場には2009年に参入して以来、グローバル市場においても重要な位置を占めており、2022年には年間販売台数で世界一を達成。
日本国内でのアバルトの累計販売台数は約2万8000台に至るとのことです。
F595/695は共にフィアットのコンパクトカー「500(チンクエチェント)」をベースにしたパフォーマンスを追及したモデルです。
F595の「F」はアバルトのレース活動に携わってきた歴史を示しており、フォーミュラーカーに由来します。
パワートレインは、フォーミュラ4シリーズにも供給される最高出力165ps・最大トルク210Nm(SPORTスイッチ使用時は230Nm)を発揮する1.4リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載。
トランスミッションは5速MTのみと本格的で、全長3660mm×全幅1625mm×全高1490mmと軽自動車よりわずかに大きい程度のコンパクトな車体を前輪駆動で軽快に走らせます。
またコンバーチブルモデルとして、全国限定160台の「F595C」と全国限定90台限定の「F595C 2nd Edition」も設定されています。
695はアバルトのフラッグシップモデルとして、595シリーズよりもさらにパフォーマンスを追求したチューニングが施されています。
グレードはラグジュアリーにふった「Turismo」と、スポーティーに特化した「Competizione」が用意され、それぞれにコンバーチブルモデルが設定されます。
パワートレインは、最高出力180ps・最大トルク230Nm(SPORTスイッチ使用時は250Nm)を発揮する1.4リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載。
トランスミッションは5速ATと、Competizioneでは5速MTも選択可能です。
価格(消費税込)は、F595が448万円から475万円、695が470万円から500万円です。