宮城県教育委員会は10日、勤務する県立高校で休日に女子生徒を呼び出し、自分で用意した丈の短いスカートなどの衣装を着させて写真撮影したとして、男性教諭(57)を懲戒免職処分にした。保護者から学校に連絡があり発覚。生徒は「断り切れなかった」と話しているという。

 県教委によると、教諭は2月18日の日曜日、通信販売などであらかじめ購入したTシャツやスカートを校舎内で女子生徒に着させ、カメラで撮影した。指定のポーズをさせる際、両手首に触れるなどした。

 写真は教諭が個人で保存しており、既に削除して、外部への流出は確認されていないとしている。教諭は「生徒の羞恥心を害して申し訳ない」と話しているという。