Image: Sony Interactive Entertainment

Steamに登録されているVRゲーム&アプリ。いま数えたら、1,000タイトル以上あった! 豊作すぎ!

PS5専用のVRヘッドセットとして開発されたPlayStation VR2(以下PS VR2)の第二章がはじまります。8月7日より発売される「PlayStation VR2 PCアダプター」があれば、Windows PCと接続してPC VR用のゲームで遊ぶことができるようになるんです。

しかしプレステ総合オウンドメディアといえるPlayStation.Blogで、「Steamの膨大なライブラリをPS VR2でもぜひお楽しみください」と他のゲームプラットフォームを褒める文字列を載せるとは。時代というものは移り変わるものなのですね。

さてこのPlayStation VR2 PCアダプターのお値段は8,480円。かなり控えめで嬉しみある。けれどもPS VR2のすべての機能が使えるわけではないことには注意が必要です。

PS5で計算していたと思われる機能がオミット

具体的には見ている方向を検知する視線トラッキング(アイトラッキング)、ゲーム内の状況に合わせて本体やコントローラーを振動させるヘッドセットフィードバック・ハプティックフィードバック、ゲーム内で手にしたものの重みなどを感じ取れるアダプティブトリガー、そしてHDRが非対応になります。

片目2000×2040ピクセルの4K映像、約110度の視野角、フィンガータッチ機能、シースルービュー(モノクロパススルー)などは有効。また視線トラッキングを使用しないフォビエートレンダリング(たぶん固定中心窩レンダリング)や3Dオーディオは、ゲーム/アプリ側が対応すれば使用できるみたい。

ここから想定できるのは、PS5のプロセッサでめっちゃ計算させて実現していたことを、Windows用専用アプリとなるPlayStation VR2アプリではカバーしていないんだろうなあ…。PlayStation VR2 PCアダプターがめちゃくちゃ売れたら、有料でいいのでオミットした機能が使えるようになる接続アプリを出してくれないかなあ...。

激しく動かしてもズレにくいPS VR2でMOD入りアセコルができる時代はよい

Image: Sony Interactive Entertainment

ゲーム用VRヘッドセットと考えると、とっても良質な作りのPS VR2です。右に、左にと首を振りながら視界を確保していくシューティングゲームや、レースゲーム、空戦アリなドッグファイトゲーム・フライトシミュレーターとの相性はバッチリ。

PS VR2版グランツーリスモ7もいいレースゲームでしたが、MODでカスタムしまくれるし、ハイクオリティなハンドルコントローラーが使えるSteam VR版のアセットコルサのVRプレイはマジでサイコー。脳内エンドルフィンで満たされる感覚味わえますから、PS VR2ユーザーの皆さまにもお試しいただきたい!

なおRTX 3060〜、Radeon RX 6600XT以上のスペックをもったゲーミングPCが必要です。

Source: PlayStation.Blog

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PS VR2がPC VR対応ヘッドセットになる日が近づいてきた