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『トランスフォーマー』と『G.I.ジョー』が激突するクロスオーバー映画に、クリス・ヘムズワースが主演として交渉中であることがわかった。米が報じた。

『タイラー・レイク』シリーズのアクションで圧倒したヘムズワースが、巨大クロスオーバーに参戦する。演じる役どころは不明だが、オートボットと行動を共にする人間であっても、G.I.ジョーの一員であっても、ダイナミックなアクションで物語を盛り上げてくれそうだ。悪役ディメンタス将軍役で新境地を開拓したヘムズワースの新たな魅力が見られそうである。

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なおヘムズワースは『トランスフォーマー』シリーズの新作アニメ映画『トランスフォーマー/ONE』で若き日のオプティマスプライムの声優を。このアニメ映画は実写版映画とはとされるので、ヘムズワースが演じるキャラクターが関連することはないと見られる。

『トランスフォーマー』『G.I.ジョー』クロスオーバー映画は、両シリーズでプロデューサーを務めるロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラが手がける。『トランスフォーマー』シリーズ5作で製作に参加していたスティーヴン・スピルバーグも参画するほか、『トランスフォーマー』マイケル・ベイも製作に加わると伝えられる。

『G.I.ジョー』は兵士を題材とするアクション・フィギュアに基づく映画シリーズ。2009年に『G.I.ジョー』が、2013年には続編『G.I.ジョー バック2リベンジ』(2013)が登場。2021年には日本を舞台にしたオリジン映画『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』が公開された。

『トランスフォーマー』は変形トイに基づく映画で、今や世界最大の映画フランチャイズのひとつ。2007年の第1作がヒットして以来、全7作の実写映画が公開されている。

その直近作『トランスフォーマー/ビースト覚醒』(2023)では、本編のラストで「G.I.ジョー」の名が登場し、将来的なクロスオーバーが示唆されていた。なお、両シリーズが共演するコミックは、1980年代にマーベル・コミックより刊行されている。

この映画は、2025年~2026年の公開を目指すとされる。

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