ジョージ・クルーニー&ブラッド・ピットが凄腕フィクサー役、『ウルフズ』9月20日公開決定 ─ 『オーシャンズ』ぶりのW主演が実現

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ジョージ・クルーニー&ブラッド・ピット、今世紀最大の2大スターがW主演で夢の競演を果たす、映画『Wolfs』が邦題『ウルフズ』として、2024年9月20日(金)に日米同時公開されることが決定した。あわせて、予告編も到着している。

絶対に存在を知られてはいけない、ヤバい事件のもみ消し屋、通称フィクサー。これまで単独行動で暗躍してきた“一匹オオカミ”のフィクサーとフィクサーが同じ事件の現場で遭遇。始末するはずの死体は生きていて、ターゲットが逃亡したことでトラブルに巻き込まれ 嫌々手を組むハメに。この2人、最強のパートナーとなるのか、最悪な状況を招くのか?予測不能なニューヨークの一夜が始まる……。

予告編映像は、助けを乞う依頼者からの1本の電話から始まる。ジョージ・クルーニー演じる裏社会の暗躍者・敏腕フィクサーが依頼者のいる部屋に現れ、とある男を始末するよう頼まれる。いつものように“ヤバい事件”の後始末に取り掛かかろうとすると、軽快なノックとともにブラッド・ピット演じるもう一人の敏腕フィクサーが登場。なんと、彼も同事件の依頼を受けていた。

“絶対に存在を知られてはいけない”フィクサー同士のまさかのダブルブッキングに困惑するも、これまで一匹オオカミのように単独で行動してきたことから、互いに「奴とは組まない」と相容れない様子の2人。渋々2人でターゲットの青年を始末するが、死体は生きていて逃亡。想定外のことが次々と起こり、慣れないタッグでターゲットの始末に手こずるフィクサーの2人。逃げ続けるターゲットと3人で行動をしていくにつれ、得体の知れない組織の犯罪に巻き込まれていく。

フランク・シナトラが歌う楽曲「マイ・ウェイ」の美しい旋律が皮肉に響きわたる中、正体不明な敵との激しい銃撃戦や手に汗握るカーアクション、フィクサー同士で銃を向け合うシーンなど、期待感高まるド派手なアクションが満載。また、ジョージ演じる男は尋問を得意とする慎重派なのに対し、ブラッド演じる男は考えるより行動派であるなど、仕事のやり方が異なることで度々衝突するかと思えば、服装も喋り方も同じの似た者同士なところも。それを指摘されると反発し合う、2人のコミカルな掛け合いも見どころだが、予告の後半、お互いの正体を知ったことがバレたら殺されてしまう最悪な状況に陥ってしまう。

1匹オオカミの2人“ウルフズ”は、なぜ出会ってしまったのか。黒幕の正体と狙いは。果たしてお互いは敵なのか、味方なのか。トム・ホランド版『スパイダーマン』シリーズを手掛けたジョン・ワッツ監督が贈る、ブラックユーモア光る展開とド派手なアクション、アンモラルな2人が織りなす予想もつかないストーリーで観る者を翻弄する、痛快クライム・アクションが完成した。

主演の一人は、大人気シリーズのテレビドラマ「ER緊急救命室」(1994)でブレイクし、『オーシャンズ11』シリーズなどで知られるイケオジの代表、ジョージ・クルーニー。『オー・ブラザー!』(2000)、『ファミリー・ツリー』(2011)でゴールデングローブ主演男優賞、『シリアナ』(2005)でアカデミー助演男優賞を受賞した。『グッドナイト&グッドラック』(2005)ではアカデミー監督賞と脚本賞、『スーパー・チューズデー ~正義を売った日~』(2011)ではアカデミー脚色賞にノミネートされるなど、俳優としてだけでなく監督、脚本、製作としても賞レースの常連で、名実ともにハリウッドを牽引するトップスターだ。

そんなジョージとこれまで何度も共演してきたもう一人の主演が、日本ではブラピの愛称で知られ人気を博してきたブラッド・ピット。『オーシャンズ』シリーズでの出演のほか、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(2008)、『マネーボール』(2011)など数々の話題作で賞レースを賑わせ、クエンティン・タランティーノ監督作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)では初のアカデミー助演男優賞を受賞した。製作兼出演の『それでも夜は明ける』(2013)や、製作総指揮を務めた『ムーンライト』(2016)でアカデミー作品賞を受賞するなどプロデューサー業でも名を残している。本作ではジョージ、ブラッドともに製作としても参加した。

映画『ウルフズ』は2024年9月20日(金)より全国の映画館にて公開。

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