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SNSの発達で、多くの人が自分の写真を撮り、まわりに共有するようになりました。
さらに、オンライン会議が中心になり、画面に映る自分の顔をひんぱんに見るようになったことで、「フェイスラインが左右で違う」「目の高さが違う」「笑うと口角の高さがずれる」「エラが片側だけ張っている」など、これまでは気づかなかった、ご自身の「顔のゆがみ」に気づく人が急増しました。
「ゆがみは気になるけど、どうしたらよいかわからない……」、そんな方に、まず手に取っていただきたいのが書籍『顔のゆがみがととのうと驚くほどきれいな私が現れる』です。
本記事では、日常でやりがちな「顔がゆがむ習慣」を解説します。

やりがちな“あの動作”で顔がゆがむ

 足を組んで座ると、骨盤がねじれます。

 骨盤のゆがみは、背骨や首など全身のゆがみへとつながり、顔のゆがみを生み出します。

 足を組むクセがある人は、すでに「組んだほうがラク」な体のつくりになっています。その大きな原因が、背骨から太もものつけ根につながる「腸腰筋(ちょうようきん)」という筋肉が縮んでいること。

 縮ませる状態がラクだと感じるから、足を組みたくなるのです。ちなみに、左右同じだけ組めばゆがまないのでは、というのは間違い。どうしても左右差が生まれ、ゆがみが強くなります。

こうすればOK!

 足を組まないと落ち着かない、無意識に組んでしまうという人は、足を小さな台に乗せてみましょう。

 腸腰筋が少しだけ縮んだ状態になるので、ラクになり、足を組みたい衝動が落ち着きます。

 なお、根本的に改善しようとする場合、本書でも解説している骨盤まわりのケアや腸腰筋のストレッチが必要となります。

高野直樹(たかの・なおき)
BIKOTSU ZERO院長・ゆがみ整体師
整骨院・リラクゼーションサロンを経て、整形外科リハビリ室での勤務も経験し、体の悩みと向き合いながらクライアントを改善へと導いてきた。さまざまな技術を習得し18年間に延べ6万人以上を施術。柔道整復師や鍼灸師などの国家資格者・整体師・エステティシャンなどが技術を学ぶ学校の教科書も作成し、これまで数々の革新的な無痛小顔矯正・バキバキしない骨格矯正技術を世に送り出してきたゆがみを整える職人。