ドジャース・大谷翔平(左)と真美子夫人【写真:Getty Images】

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開幕からわずか2か月…野球以外でも見せる大谷翔平の強烈な影響力

 ドジャース大谷翔平投手は17日(日本時間18日)の本拠地・レッズ戦では13号2ランを放ち、19日(同20日)の同戦では、移籍後初のサヨナラ打を放つなど打者として圧倒的な活躍を見せた。さらにこの期間は、自身のボブルヘッド・ナイトや「大谷翔平の日」設立などプレー以外の部分でも強烈な存在感を見せた。

 レッズとのカード初戦、16日(同17日)はドジャースの一員となってからでは初の自身のボブルヘッド・ナイトが実施。大谷の“激レア品”を求め、試合開始の4時間前からドジャースタジアムの外に長蛇の列。あまりの反響の大きさにチームが開場時間を早めたほどだった。この試合は、5万3527人が来場し、今季のMLB最多観客数を更新した。

 また、その日の試合では、13歳のアルバート・リーくんに始球式とスイートルームでの観戦をプレゼント。元々球団からは、真美子夫人の始球式を提案されるも、2人で話し合い“やんわり”と断っていたことを試合後に明かした。アルバートくんは、生まれて3日で心臓病が判明し、複数回の手術を乗り越えてきた。また、スイート席は最低8000ドル(約124万円)の値段となっており、大谷と球団の配慮に称賛の声もあがった。

 17日(同18日)、本拠地のある米カリフォルニア州ロサンゼルス市は大谷の背番号にちなんで5月17日を「大谷翔平の日」と制定。大谷はこの日、ロバーツ監督らとともにロサンゼルス市庁舎を訪問。市議会から制定書を贈呈された。

 その後のスピーチで「今日この日を迎えられたことが私自身すごくうれしいですし、特別な瞬間です」とコメント。同日の試合では13号2ランを放ち、自らの記念日を祝う一撃で衝撃を与えた。まだシーズン開幕から2か月弱だが、これからも色々な出来事が見られそうな予感だ。(Full-Count編集部)