フランクフルトでの現役ラストマッチを終えた長谷部誠【写真:Getty Images】

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現役ラストマッチで感動の光景

 ドイツ1部ブンデスリーガ最終節で現役ラストマッチを迎えたフランクフルトの元日本代表MF長谷部誠は、現地時間5月18日に本拠地で行われたRBライプツィヒ戦(2-2)で途中出場。

 試合後、我が子2人と抱擁を交わしたワンシーンが反響を呼んだなか、リーグ公式SNSがその場面に脚光を当てると、改めて感動の声が広がっている。

 40歳の長谷部は14年6月からフランクフルトでプレー。今季で在籍10シーズン目を迎えたなか、4月17日に今シーズン限りでの引退を発表し、ライプツィヒ戦が現役最後の試合に。ベンチスタートだったなかで後半アディショナルタイム、同じく今季限りでの現役引退を表明しているMFセバスティアン・ローデとともにタッチライン際に登場すると、大勢のサポーターから大歓声と拍手が沸き起こった。

 数分のプレー後、現役最後のホイッスルを聞いた長谷部。その後、ピッチ上には愛娘と愛息が父親のもとへ駆け寄る姿が。2人の愛する子供を抱きしめた長谷部はしばらく顔を上げられず、目にはうっすらと涙も浮かべた。父子がピッチで抱擁する感動のワンシーンが注目を浴び、SNS上ではファンから反響の声が寄せられた。

 中継映像で捉えられたこの場面は、ブンデスリーガ日本語版公式X(旧ツイッター)上にもアップ。愛する我が子を抱きしめた瞬間、涙を堪えられなかった様子を窺わせたシーンは胸打つものがあり、投稿には「涙無しには観れなかった」「泣いちゃう」「これは泣ける」「あなたの勇姿忘れません」と改めて熱視線が注がれていた。(FOOTBALL ZONE編集部)