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SFアクション映画の金字塔シリーズ『ターミネーター』初のアニメ作品が、タイトル『Terminator Zero』として2024年8月29日の「審判の日」にで全世界配信となることがわかった。

海外のプレス向けには画像が公開されているが、まだ日本のメディアには届けられていない。Netflixので確認することができる。金属の顔の一部を晒したスーツ姿のターミネーターや、銃を発砲する女性の姿などが描かれている。

ショーランナーとエグゼクティブ・プロデューサーは『プロジェクト・パワー』(2020)のマットソン・トムリン。アニメ制作は『イノセンス』(2004)や『PSYCHO-PASS サイコパス』『攻殻機動隊』などで知られる日本のProduction I.Gが手がける。監督は工藤昌史。製作はスカイダンス。

パラレルワールドが多く存在する『ターミネーター』シリーズのこと、映画と繋がる物語になるのかどうか、気になるファンも多いことだろう。

どうやらショーランナー兼エグゼクティブ・プロデューサーのマットソン・トムリンによれば、本作はまた別の世界の出来事として、映画シリーズとは関与しないストーリーが描かれることになるようだ。米にて語っている。

「またジョンやサラ・コナーのサーガを背負い込むのではなく、新しいキャラクターを描く頃合いなのでは。これまでも何度かそういうことがありましたし、他の映画を呼び戻すようなこともありました。あの映画の数々のことを本当にわかっているファンは、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のレオのミームをやるでしょう。でも、ジョン・コナーが登場するような、直接的なものにはなりません。ジョン・コナーは登場しませんから。」

トムリンがいう『ワンハリ』レオナルド・ディカプリオのミームとは、おそらく彼が劇中で演じたリック・ダルトンが、自室でテレビを見ながら指を指す場面のことだろう。これはSNSなどで、興奮と共に同意したい時や何かを発見した時によく使われるミームとなっている。

よく知られているように『ターミネーター』シリーズは何度かリブートを試みており、2019年には『ターミネーター2』(1991)の直接的続編である『ターミネーター:ニュー・フェイト』が公開されたが苦戦。新シリーズとなるはずが、現在は事実上の頓挫状態になっている。

ジョン・コナーのレガシーから離れ、新しい物語を描く本アニメシリーズだが、決して過去作を無かったことにしたいわけではないことを、トムリンは話している。「3作目を無かったことに、とか、6作目を無かったことに、とか、そういうふうにするつもりはありません」。

『Terminator Zero』のあらすじ拙訳は以下の通りだ。

「2022年:数少ない人類の生き残りと、無数に続くマシン軍の未来戦争が数十年にわたって続いている。1997年:スカイネットと呼ばれるAIが自我に目覚め、人類に対する戦争を仕掛けた。この未来と過去に挟まれ、人類の運命を変えるために送られてきた兵士がいた。

彼女は、スカイネットが間もなく開始する人類への攻撃に対抗できる新AIシステムを開発した科学者、マルコム・リーを守るため1997年に到着する。マルコムが自身の創造物に関する道徳的複雑さを乗り越える中、彼は未来から現れた暗殺者に容赦無く追われ、彼の3人の子ども達の運命が永遠に変わっていく。」

『Terminator Zero』 は、2024年8月29日にNetflixで全世界配信。

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