型はタッパーでも鍋でも♪果物を側面にぎっしり並べて冷やせば…「映える♡フルーツ牛乳寒天」に挑戦!

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寒天は和菓子に使われることの多い材料ですが、レシピによっては洋菓子風に仕上げられますよね。たとえば、牛乳寒天にフルーツをたっぷりと入れたら…おしゃれなゼリー風に早変わり♡そんなレシピを、料理研究家ゆかりさんが自身のYouTubeで紹介していました。混ぜて冷やすだけの簡単レシピですが、フルーツの並べ方や使い方がポイントとか。せっかくならかわいく作りたい!動画でコツを掴んで作ってみます。


【材料4つ】ひんやり「なめらか水ようかん」に挑戦!意外と簡単なのね~♪高級和菓子店級のウマさ♡


料理研究家ゆかりさんのX(旧Twitter)がこちら!


料理研究家ゆかりさんが、自身のYouTubeチャンネル『料理研究家ゆかりのおうちで簡単レシピ』で作った「フルーツ牛乳寒天」の画像をポストしていました。

表面にカラフルなフルーツがぎっしりと並べられていて、とてもおいしそう!

「フルーツ牛乳寒天」は王道の寒天レシピですが、こんなにきれいに作れたらうれしい♡動画では美しく作るコツを紹介していたので、筆者もマネして作ってみます。

混ぜて冷やすだけ♪「フルーツ牛乳寒天」を作ってみた!

動画では直径18cmの丸型で作っていましたが、手持ちの型に合わせて半量で作ってみます。



【材料】(長さ17.5cmのオーバル皿1個分)
牛乳…200ml
水…100ml
砂糖…30g
粉寒天…3g
いちご…50g
キウイフルーツ…50g
みかん(生または缶詰)…50g ※今回は缶詰のみかんを使用
パイナップル(缶詰)…50g

1. へたを取ったいちごと皮を剥いたキウイフルーツを、5mm厚さの輪切りにします。



キウイフルーツは、お好みで半月切りにしてもいいですよ。生のみかんを使う場合は、皮ごと5mm厚さの輪切りにして皮を剥きます。缶詰のパイナップルが輪切りタイプの場合は、8等分に切りましょう。

今回は動画で紹介されていたフルーツを用意しましたが、お好きなもの3~4種類でも作れますよ。フルーツの切り方も大小のバランスを見ながら、お好きなように切ってくださいね。

2. 型の底と側面の高さ2cmほどにフルーツを並べます。



底に敷いたフルーツが牛乳寒天の表面になるので、形や色を見ながらバランスよく置くのがポイントです。

大きいフルーツから並べて、隙間が目立つ場合はフルーツを小さく切って、間を埋めるように並べます。今回はキウイフルーツ、いちごの順に並べ、隙間にみかんと小さく切ったパイナップルを並べました。

側面にもフルーツをぎっしりと並べるとリッチに見えますよ。ちなみに残ったフルーツは後から寒天液に混ぜて使うので、すべて並べなくても問題ありません。



今回はオーバル皿の他に、グラスでも冷やし固めてみます。

3. フルーツを敷いた型を冷蔵庫で10分ほど冷やします。



フルーツを並べた型を冷やしておくと、寒天液を流し入れた時に固まりやすくなりますよ。

4. 余ったフルーツを小さく切ります。



型に並べきれなかったフルーツを、7mm角に切りました。

5. 耐熱容器に入れた牛乳を電子レンジ(600W)で1分加熱します。



鍋で煮溶かした寒天に冷たい牛乳を加えると、寒天が固まる可能性があるので、人肌程度に温めておきます。

6. 鍋に粉寒天と水を入れてよく混ぜ、中火に点火して沸騰させます。



中火で1分ほど加熱すると、寒天液がふつふつとしてきました。

7. 沸騰したら弱火にして混ぜながら、2分加熱します。



寒天は溶けにくいので、しっかりと火を加えて溶かすのがポイントです。

8. 砂糖を加えて混ぜながら1~2分加熱し、5で温めた牛乳を加えたら鍋肌がふつふつとするまで温めます。



砂糖を加えて、混ぜながら加熱します。



人肌程度に温めた牛乳を加え、混ぜながら沸騰直前まで温めて火を止めます。

9. 3で冷やした型に、寒天液を側面のフルーツが半分くらい浸かる程度に流し入れます。



型に並べたフルーツが動かないよう、そっと寒天液を流します。型が冷えているので、寒天液を流すと底の方がすぐに固まりました。今回は、一緒に冷やしておいたグラス2個にも、寒天液を注ぎます。



10. 残った寒天液に小さく切ったフルーツを加えてよく混ぜ、型に流し入れます。常温に30分置いて固めます。



細かく切ったフルーツと寒天液を混ぜ合わせます。



それも型に流し入れ、常温に30分ほど置いて固めます。ほこりが入らないようにキッチンペーパーを被せておきました。



寒天は常温で固まるので、30分経つと傾けても流れない程度に固まりました。

11. 冷蔵庫でしっかりと固まるまで冷やします。



今回は常温でもしっかりと固まりましたが、冷たくなるまで1時間ほど冷蔵庫で冷やしました。

固まったら、型と牛乳寒天の間にナイフを入れ、お皿をかぶせてひっくり返し、取り出したら完成です。



いちごの香りが華やか♪ツルッとした牛乳寒天にフルーツがたっぷり♡



料理研究家ゆかりさん考案の「フルーツ牛乳寒天」が完成!粉寒天を使ったのでしっかりと固まり、お皿を被せてひっくり返すと簡単に取り出せました。

型の底に並べたフルーツが表面にきれいに出るので、デコレーションケーキのよう♡とても華やかに仕上がりました。



型の底に敷いたフルーツは表面にたっぷりとありますが、小さく切って寒天液に混ぜ込んだフルーツは、量が少なかったよう。断面を見ると、下の方にいちごがうっすらと見えている程度でした。



スプーンで切ってみると、ゼリーとは違う手応え。程よい硬さがあるのでサクッときれいに切れます。口に含むと、寒天らしいツルッとした瑞々しさ。牛乳のほんのりとした甘さの中に、フルーツがぎっしりと詰まっていて、とてもぜいたく♪

特に今回使ったいちごは完熟だったこともあり、いちごの甘さと香りが広がります♪牛乳寒天なのですが、なんだかフルーツたっぷりのデコレーションケーキを食べている気分にさえなりました。

甘さがとても控えめで瑞々しいので、さっぱりとした後味。おやつはもちろん、和食、中華、洋食のデザートにもうってつけのおいしさです。



こちらはグラスで固めた「フルーツ牛乳寒天」。グラスの底にいちごの輪切りと缶詰みかんしか入れませんでしたが、2種類のフルーツでも、かわいらしい見た目に♪

フルーツの並べ方や色の組み合わせで、無限にデコーレションを楽しめますよ。

牛乳とフルーツのコンビでデコレーションケーキのようなおいしさ!



YouTubeの料理チャンネル『料理研究家ゆかりのおうちで簡単レシピ』で見つけた「フルーツ牛乳寒天」は、フルーツの並べ方が最大のポイントでした。

今回はオーバル皿とグラスで作ってみましたが、型は製菓用のものに限らず、密閉容器やお鍋、牛乳パックなどでも作れるとのこと。型が変わればサイズや形が変わるので、大きく作って取り分けて食べたり、人数分を小分けに作ったりと、簡単にアレンジ出来るのも魅力的です。

フルーツは旬のものを取り入れると季節感が出て、おいしさも広がりそう。寒天に牛乳を混ぜることでフルーツの色と形がきれいに浮き出るので、仕上がりを想像しながら型の底にフルーツを並べるのが楽しいですよ。

簡単に作れるので、お菓子作り初心者さんや、子どもとのおやつ作りにもおすすめです!さっぱりとした味わいなので、これからの暑い季節にもぜひ♪フルーツの組み合わせを楽しみながら、作ってみてくださいね。