X(旧Twitter)で、パスワードを直接入力するよりも安全なサインイン手段「パスキー」が利用できるようになりました。まずはiPhoneユーザー向けに提供されています。

How to use passkey

https://help.twitter.com/en/managing-your-account/how-to-use-passkey





X makes passkey login available globally for iOS users

https://9to5mac.com/2024/04/08/x-passkey-login-ios/

パスキーは公開鍵暗号方式を使った認証方法で、パスワードを直接入力するよりも安全で簡単です。Xは2024年初頭にアメリカのiPhoneユーザーを対象にパスキー導入のテストを始め、その後4月9日に全世界のiPhoneユーザー向けにパスキーを開放しました。

iPhoneでパスキーを使うためには、まず端末の設定で「iCloudキーチェーン」を有効にする必要があります。まずは設定アプリを開いて最上部のユーザー名をタップします。



続いて「iCloud」をタップ。



「パスワードとキーチェーン」をタップ。



「このiPhoneを同期」をタップします。



次にApple IDのパスワードを入力します。



「続ける」をタップ。



認証に使用する電話番号を入力して「続ける」をタップ。



電話番号宛に送られた確認コードを入力します。



続いてiPhoneのパスコードを入力。



「このiPhoneを同期」のトグルスイッチがオンになっていたら成功です。



続いてXを開き、左上のプロフィールアイコンをタップ。



「設定とサポート」「設定とプライバシー」の順にタップします。



「セキュリティとアカウントアクセス」をタップ。



「セキュリティ」をタップ。



「パスキー」をタップ。



Xのパスワードを入力して「確認」をタップ。



「Add a passkey」をタップ。



「パスキーを作成しますか?」と表示されるので「続ける」をタップ。



iPhoneのパスコードを入力します。



「完了」をタップして設定終了です。



パスキーを設定しておくと、iPhoneからXにサインインする際にパスワードを入力する必要がなくなります。サインイン手順は次の通り。まず電話番号/メールアドレス/ユーザー名を入力して「次へ」をタップします。



「パスキーでサインインしますか?」と表示されるので「続ける」をタップ。



端末のパスコードを入力するだけでサインインできます。



なお、iPhoneに生体情報を登録している場合、パスコードの代わりにFace IDなどの生体情報を使ってサインインすることもできます。