掲載:THE FIRST TIMES

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■「『アクトレス』は“演じる”がテーマ。人は自分の心に嘘をついて生きてる場面が多いと思うけど、そんなところに心を重ねて聴いていただけたらより響くのではないのかな?と思ってます」(Omoinotake・福島智朗)

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注目のアーティストが月替りMCで出演し、音のセルフ・ライナーノーツをお届けする『誰だってNeed music』。3月はピアノトリオバンド、Omoinotakeの3人が担当MCとして登場。3月17日放送では、最新シングル「幾億光年」のカップリング曲「アクトレス」を紹介した。

「お聴きいただいているのは、Omoinotakeのニューシングル『幾億光年』のカップリング曲『アクトレス』です」と、エモアキこと福島智朗(Ba)の曲紹介で始まったこの日。

「この曲は“演じる”というのがテーマになっておりまして、歌詞をぜひぜひ読んで欲しいんですけど」と楽曲のテーマについて話したエモアキは、「“自分を演じる”とか“あなたのことを好きじゃない私を演じてる”とか、人って結構、自分の心に嘘をついて生きてる場面が多いと思うんですけれど。そういうところに自分の心を重ねて聴いていただけたら、より響くのではないかな?と思っております」と、歌詞について解説。

さらに、「Omoinotakeに女性目線の曲ってあまりないんですけど、今回は女性目線で書かせていただいて」と話し、「“アクトレス=女優”という意味なんですけど、そういった意味も照らし合わせながら歌詞を読んで、考察していただきたいと思ってます」と、この曲の聴きどころを詳しく説明した。

曲作りについての話題では、「『幾億光年』のカップリングを作ろうというところからスタートしていて。『幾億光年』が“星”をモチーフとした歌詞なので、それを踏襲しようと思って。夜空だったりを意識してアレンジしたので、そこも趣深いところもあるかな? と思っていて。僕もすごくお気に入りの一曲になっております」と、この曲の制作秘話を語ったレオこと藤井怜央(Vo&Key)。

また、「4月に大阪城音楽堂の野外でやるイベントを控えていて。夕方から夜にかけてライブをすると思うので、夜空に響かせることをすごくイメージして作って」と話したレオは、「空に広がりのある音像にしたいなと思ってアレンジしたし、メロディも伸びやかな感じをイメージして、外でやることをかなり意識した曲になってます」と、作曲時に具体的なイメージがあったことを明かした。

ドラゲこと冨田洋之進(Dr)は、「俺の勝手なイメージなんだけど、『幾億光年』が広大な宇宙だとすると、『アクトレス』は星空というか。宇宙から地球を見ているような、ふわふわとした浮遊感がある。この曲がカップリングに入ることにも、意味があるなと思いました」と楽曲の印象を語り、「『幾億光年』のシングルのパッケージとして統一感のある、ひとつのテーマで書き上げられたこの2曲。最終的に『アクトレス』がこういう歌詞になったことも、アンバランスさがありながら味わい深いので、ぜひ聴いて下さい」とレオが締めくくった。

Omoinotakeのライブ情報や最新情報は、公式サイトをチェックして欲しい。

『誰だってNeed music』は、J-WAVE(81.3FM)で毎週日曜午後に放送中の『SAISON CARD TOKIO HOT 100』内で、13時30分~、15時25分~(※)放送。注目アーティストが月替りでMCを担当し、自身の楽曲を毎回一曲ずつ紹介。熱量の高いセルフラーナーノーツで、楽曲の新たな魅力を伝えていく。

『THE FIRST TIMES』では、放送しきれなかったMCの言葉もノーカットで紹介。radikoでは、放送後から1週間、視聴可能となっている。

『誰だってNeed music』概要
3月17日(日)放送
毎週日曜13:30~、15:25~放送
※放送時間は毎週入替
※J-WAVE『SAISON CARD TOKIO HOT 100』内で毎週放送される120秒の長尺CM企画。

Omoinotake オフィシャルサイト
https://omoinotake.com/