井上尚弥とネリの東京D決戦を電撃生中継! 英国内で高まる“怪物”への期待「イノウエは最も過小評価されている男」

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タパレス戦でも圧倒的な存在感を示した井上。そんな名手が迎える大一番の決定は欧州にも轟いた。(C)Takamoto TOKUHARA/CoCoKARAnext

 文字通り世界中の熱視線が注がれる。現地時間3月13日、英衛星放送『Sky Sports』は、来る5月6日に東京ドームで行われるボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(大橋)とWBC同級1位のルイス・ネリ(メキシコ)によるタイトルマッチを生中継すると発表した。

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 最大収容人数5万5000人を誇る東京ドームでボクシングの世界戦が実施されるのは、1990年2月11日にマイク・タイソンとジェームス・ダグラス(ともに米国)がヘビー級王座戦を繰り広げて以来、34年ぶりの快挙だ。そんな日本人ファイターがメインを飾る歴史的な興行を中継するのは、もはや必然なのかもしれない。

 今回の決定を伝えた『Sky Sports』は「ボクシング界きっての冷酷なパンチャーというナオヤ・イノウエの評判は、我々が生中継するルイス・ネリとの世界タイトルマッチで試される」と強調。セミカードを含めて4つの世界戦が組まれる同興行に対して期待を寄せた。

 国内で最大級のネットワークを誇る『Sky Sports』だけに、英国内での井上に対する注目度も一気に高まった。中継決定を伝えた同局のX(旧ツイッター)の投稿には「イノウエは戦術的で、爆発力もある戦士だ。間違いなく世界最高の一人だ」という井上の強さを論じるコメントや、「イノウエは最も過小評価されている男だ」「Sky Sportsは素晴らしい仕事をしてくれた」「信じられないほどに最高」「イノウエの存在は広まっていく」といった称賛が殺到した。

 幾度も名勝負を繰り広げてきた井上。そんな怪物の一挙手一投足には、数多の名手を生み出してきた英国内でも期待が高まっている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]