2月25日、カンニング竹山が『ドーナツトーク』(TBS系)に出演。古典の授業は「役に立ったことが1回もない」と話したことが物議を醸している。

 番組後半では、「無くしたムダな時間」というテーマでトークを展開。現役の女子高生がムダな時間として「古典の授業」をあげると、竹山は「めっちゃわかる。高校生のときから思ってた」と共感。

「今年で53歳のおじさんだけど、いまだ古典が役に立ったなと思ったことが1回もない」と述べ、スタジオの笑いを誘った。さらに竹山は「大学受験に古典が関係なかったら、0点でもいいんだよ」と発言。

 ヒコロヒーが「面白い瞬間もあるかもしれない」とフォローすると、竹山も「興味ある人もいるから。面白い人もたくさんいる」としたものの、SNSでは「古典が役立ったことがない」との発言に賛否が渦巻くことになった。

《古典、というか古文はまだ僕の人生でも授業や試験以外で役に立ったことない》

《古文と漢文はマジでいらないと思うけどね…。「興味を持つ人がいるかも知れないから触り程度を紹介する」ものであって、教科にするレベルじゃない》

 と賛同する声があがる一方、批判的な意見も。

《美術館とか展覧会に行くと、古文書を見たり、杯を見て「葡萄美酒夜光杯・・・」と思い浮かべるなど、古文漢文を知っていると何倍も楽しめる》

《学校の授業って大半が普段の生活で使わないけど、何気ないところで使ったり教養として知ってるものって結構あるのよね。物事を知らないと騙されやすい人になるだけだしなぁ》

 竹山は、2022年6月8日の『AERA dot. 』の連載コラム『言わせてもらいますけどね!』で、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』を見ているとしたうえで、こう語っている。

《僕は個人的には歴史は好き。歴史は知っておいた方がいいとは思っていて、なぜなら、人間は同じ過ちを犯すということを学べるから。鎌倉時代であれ室町時代であれ、どんな時代でも人間は権力に目がくらんで人を殺すんだとか、そういうことは現代においても人は殺さないにしても同じような構図のことはたくさん起きている。

 歴史教育は改革していくことはあったとしても、歴史を知ることは止めなくてもいいのではないかと思う。歴史の勉強を嫌うという人の意見もわかるけど、なんか、嫌だなというか、ちょっともったいないなと思ってしまう。》

 そのため、竹山が「古典は役に立ったことが1回もない」と発言したことに、SNSではこんな意見も。

《いやまぁ確かに古文読まなくても歴史は追えるけど、歴史好きならわざわざ否定せんでも……その歴史を立証できるの、古文知識の延長線よ……?》

《高校のとき古典は嫌いだったが、古典のおかげで今年の大河がおもしろいと思える。アイデンティティの一つだと思うよ》

 放送中のNHK大河ドラマ『光る君へ』は、『源氏物語』を書き上げた紫式部の物語。まさに古典の世界だ。「はんにゃ」の金田哲や、「ロバート」の秋山竜次らお笑い芸人がハマり役として登場し、ドラマを盛り上げている。

 番組を盛り上げるためだったとはいえ、竹山も、古典が嫌いな人に「もったいないな」ぐらいのアドバイスでよかった気がするが……。