「余計な事かも知れませんが...」元忍者・志賀泰伸氏、旧ジャニ社員の働き方に疑問 「仕事を楽しいと思えているのだろうか?」
旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)の創業者である故・ジャニー喜多川氏による性加害問題をめぐり、被害を訴えている元「忍者」の志賀泰伸氏が2024年2月26日で、SMILE-UP.の社員の働き方について疑問を投稿し、私見を述べた。
志賀氏はジャニーズ性被害問題当事者の会のメンバーとして活動していたが、23年10月4日に方針の違いから脱退したと各メディアに報じられている。
「タレントの皆様達もどんどん独立したりしてる」
志賀氏は24年2月26日Xで、「個人的に素朴に感じでいる事ですので気にしないで流して下さい」と前置きした上で、「SU社(編注:SMILE-UP.)でご勤務されている社員様は、このような状況下にあるご自身の会社に対して満足したりモチベーションとか仕事のやりがいとかプライド等々...本当に充実し仕事を楽しいと思えているのだろうか?」と、疑問を吐露した。続けて「勿論仕事は大変な事ですが...」と付け加えた。
「余計な事かも知れませんが...あくまで個人的に思った事ですので...差し出がましく誠に申し訳ございません」と、私見であることを強調。「タレントの皆様達もどんどん独立したりしてるし...」と言及した。
志賀氏は27日になって寄せられた返信を引用リポストし、SMILE-UP.の社風について「間違っている事さえ言えない状況にし、麻痺してしまう」と推測。「大変、恐ろしい事です」と私見を述べた。
「様々な企業風土があって当然な事だとは思いますし、人生そんなに甘くなく、簡単な事ではありませんよね。残念な事ですが綺麗ごとだけでは現実として生きてはいけませんよね...」
「自身の企業が、トップダウンで、ボトムアップがない企業であれば、どんなに理不尽な事であれ、生活の為に歯を食いしばり、受け入れ、我慢する...そのような方々がいる事も事実だと思います...」
と社員に理解を示す一方で、「ただ一つだけ言える事はその企業(旧J事務所)で起こった事実は人類史上類をみない児童性加害・被害の事件が事実認定された企業であると言う事です」と断言した。
最後には、「それをどの様に考えるのかは人それぞれであると思いますが...」としつつ、お辞儀する絵文字を付けて「長々すみません。引き続き何卒よろしくお願い申し上げ」と締めた。