モーニング娘。’24新リーダー生田衣梨奈、武器はSNSの分析力とコミュ力王者ぶりにあり
昨年11月にモーニング娘。の10代目リーダーに就任した生田衣梨奈。8年ぶりのリーダー交代で就任した生田は、どうグループを牽引していくだろうか。トレンドに敏感な彼女の活動から、たえず「バズり」を狙おうとする戦略もうかがえる。
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9代目リーダーの譜久村聖が史上最長の8年という長期政権を担ったあと、バトンを引き継いだ同期の生田。彼女は2010年の9期メンバーオーディションに一発合格でグループに加入。譜久村はこの時すでにハロプロエッグで2年の経験があり、オーディションそのものには落選していたが追加合格の形で9期メンバーに加わった。エッグや研修生からの昇格システムが定着した今のハロプロで生田のような研修生経験のないリーダーは珍しく、他にアンジュルムの上國料萌衣だけである。
さらに、物心つく頃からの筋金入りのハロプロファンだった譜久村に比べると、生田はとりたてて熱烈なファンだったというエピソードを持たない。もちろん加入以降は持ち味の体力を鍛えてライブではバック転を披露、コンサートには13年間無欠席という鉄人ぶりでしっかりと務めを果たしているが、“ハロプロ純血”の譜久村と、外様のような生田という対称的なリーダーとサブリーダーの絶妙なコンビネーションでグループを引っ張ってきた。
そんな生田は、とにかく交遊関係が広い。特技のゴルフを活かした番組『生田衣梨奈のVSゴルフ』は2019年にスタートしてシリーズは第5弾まで作られている。年齢もジャンルも様々な芸能人とゴルフを楽しみ、ファンと一緒にゴルフコースを回る『えりぽんカップ』も毎年開催している。
2020年代、ハロプロメンバーのインスタグラムも定着したが、生田のインスタグラムは、プライベートにまつわる投稿が極めて多い。それも、仲の良いアイドルとの関係や、自身の趣味を前面に押し出した投稿に集中している。
最近では『超ときめき♡宣伝部』の菅田愛貴を推していて、菅田と2人で食事に行ったことやライブ参加も報告。20年にグループデビューした菅田と生田ではアイドルキャリアに10年近い差があるが、当世のアイドル事情もしっかりチェックしている。ほかにもLE SSERAFIMのSAKURA(宮脇咲良)、幼馴染だというHKT48の本村碧唯のイベントに参戦する模様を報告したり、モーニング娘。のメンバーとディズニーランドを楽しんだりと、忙しい日々の中トレンドのチェックにも余念がないようだ。
生田の“コミュ力”の高さは今年1月8日に放送された『キョコロヒー』でも見ることができる。昨年末の『Mステ SUPER LIVE 2023』の舞台裏を撮ったこの番組中で、ヒコロヒーと日向坂46の齊藤京子がモーニング娘。の生田と石田、OGの矢口と保田圭、石川梨華が待つ楽屋を訪問。
すると生田は齊藤に『キョコロヒー』や齊藤の主演ドラマ『泥濘の食卓』を見ていることを明かし、ファンぶりをアピール。齊藤も同い年でかつ、かつてはモーニング娘。のオーディションを何度も受けていたと答えて盛り上がっていた。こうした楽屋裏の様子も生田はしっかりインスタグラムで発信し、ハロプロ外のファンからも興味を引こうとしている。
インスタグラムやブログでは「#えりぽんかわいい」というハッシュタグを定着させ、韓国や中国のメイクも研究。TikTokではFRUITS ZIPPERやHoneyWorks、YOASOBIの『アイドル』といった曲を踊ってみせている。自身の可愛さを認識して、いかにネットのトレンドにのせてバズらせるかも計算しているのが生田のSNS活用術でもあるようだ。
他方で、モーニング娘。の先輩OGに対しても人懐っこさで愛される関係を構築している。もともと加入当時にサブリーダーだった新垣里沙を熱烈に尊敬するようになり、卒業前の新垣のバスツアーにゲストではなく乗客としてファンに混じって参加したというエピソードを持つほど。新垣の卒業後も関係は続いているし、田中れいなや矢口真里からも信頼を置かれている。
生田は加入したての初期の頃は、可愛いらしい容姿を活かしてか「魔法が使える」正統派アイドルというキャラクターを演じていた。その後、メイクや自撮りスキルを鍛えて時に格好よく、時にキュートなアイドル像を発信。モーニング娘。の“宣伝部長”のような生田の発信力はこれからも強化されていくだろう。
14年目に入るグループの在籍期間は、昨年11月に道重さゆみの在籍記録を越えて史上最長記録を更新中。かつて「道重さんの在籍期間を抜くまで在籍したい」と話し、実際に達成してしまった。「世界一のアイドルを目指す」と公言してきた彼女の、有言実行の活躍はまだまだ続く。
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9代目リーダーの譜久村聖が史上最長の8年という長期政権を担ったあと、バトンを引き継いだ同期の生田。彼女は2010年の9期メンバーオーディションに一発合格でグループに加入。譜久村はこの時すでにハロプロエッグで2年の経験があり、オーディションそのものには落選していたが追加合格の形で9期メンバーに加わった。エッグや研修生からの昇格システムが定着した今のハロプロで生田のような研修生経験のないリーダーは珍しく、他にアンジュルムの上國料萌衣だけである。
さらに、物心つく頃からの筋金入りのハロプロファンだった譜久村に比べると、生田はとりたてて熱烈なファンだったというエピソードを持たない。もちろん加入以降は持ち味の体力を鍛えてライブではバック転を披露、コンサートには13年間無欠席という鉄人ぶりでしっかりと務めを果たしているが、“ハロプロ純血”の譜久村と、外様のような生田という対称的なリーダーとサブリーダーの絶妙なコンビネーションでグループを引っ張ってきた。
そんな生田は、とにかく交遊関係が広い。特技のゴルフを活かした番組『生田衣梨奈のVSゴルフ』は2019年にスタートしてシリーズは第5弾まで作られている。年齢もジャンルも様々な芸能人とゴルフを楽しみ、ファンと一緒にゴルフコースを回る『えりぽんカップ』も毎年開催している。
2020年代、ハロプロメンバーのインスタグラムも定着したが、生田のインスタグラムは、プライベートにまつわる投稿が極めて多い。それも、仲の良いアイドルとの関係や、自身の趣味を前面に押し出した投稿に集中している。
最近では『超ときめき♡宣伝部』の菅田愛貴を推していて、菅田と2人で食事に行ったことやライブ参加も報告。20年にグループデビューした菅田と生田ではアイドルキャリアに10年近い差があるが、当世のアイドル事情もしっかりチェックしている。ほかにもLE SSERAFIMのSAKURA(宮脇咲良)、幼馴染だというHKT48の本村碧唯のイベントに参戦する模様を報告したり、モーニング娘。のメンバーとディズニーランドを楽しんだりと、忙しい日々の中トレンドのチェックにも余念がないようだ。
すると生田は齊藤に『キョコロヒー』や齊藤の主演ドラマ『泥濘の食卓』を見ていることを明かし、ファンぶりをアピール。齊藤も同い年でかつ、かつてはモーニング娘。のオーディションを何度も受けていたと答えて盛り上がっていた。こうした楽屋裏の様子も生田はしっかりインスタグラムで発信し、ハロプロ外のファンからも興味を引こうとしている。
インスタグラムやブログでは「#えりぽんかわいい」というハッシュタグを定着させ、韓国や中国のメイクも研究。TikTokではFRUITS ZIPPERやHoneyWorks、YOASOBIの『アイドル』といった曲を踊ってみせている。自身の可愛さを認識して、いかにネットのトレンドにのせてバズらせるかも計算しているのが生田のSNS活用術でもあるようだ。
他方で、モーニング娘。の先輩OGに対しても人懐っこさで愛される関係を構築している。もともと加入当時にサブリーダーだった新垣里沙を熱烈に尊敬するようになり、卒業前の新垣のバスツアーにゲストではなく乗客としてファンに混じって参加したというエピソードを持つほど。新垣の卒業後も関係は続いているし、田中れいなや矢口真里からも信頼を置かれている。
生田は加入したての初期の頃は、可愛いらしい容姿を活かしてか「魔法が使える」正統派アイドルというキャラクターを演じていた。その後、メイクや自撮りスキルを鍛えて時に格好よく、時にキュートなアイドル像を発信。モーニング娘。の“宣伝部長”のような生田の発信力はこれからも強化されていくだろう。
14年目に入るグループの在籍期間は、昨年11月に道重さゆみの在籍記録を越えて史上最長記録を更新中。かつて「道重さんの在籍期間を抜くまで在籍したい」と話し、実際に達成してしまった。「世界一のアイドルを目指す」と公言してきた彼女の、有言実行の活躍はまだまだ続く。
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