海外ドラマ『SHOGUN 将軍』で主演兼プロデューサーの真田広之 制作途中であった「東西の壁を乗り越えたこと。世界にアピールしたい」
本作は、戦国時代の日本を描くジェームズ・クラベルによる小説“SHOGUN”を『トップガン マーヴェリック』に携わったジャスティン・マークス氏が脚本を担当していて、そして、真田もプロデューサーの一人として映像化。ハリウッドの製作陣により、武将たちの陰謀と策略がうずまく、将軍の座を懸けた戦いを描く。なお、今回の試写イベントでは、2月27日の配信日に先駆けて、全10話のうち、第1話と第2話が特別上映された。
舞台あいさつには、共演者のコズモ・ジャーヴィス、アンナ・サワイ、平岳大、西岡徳馬、二階堂ふみ、そして、エグゼクティブプロデューサーを務めた3人、ジャスティン・マークス氏、レイチェル・コンドウ氏、ミカエラ・クラベル氏らが同席した。
プロデューサーという役目を負っていた真田だが、平や西岡の両者から、エキストラの髪型が乱れたところをわざわざ駆け寄って直しにいくなど、真田の献身的な仕事ぶり、そんなエピソードが幾度も紹介された。すると、真田はしきりに照れて「僕は、何でもやりたがりなもので…」と返し、謙遜した。
真田は、今作の制作にあたり「プロデューサーとして出来る限り、原作を尊敬して、それを忠実に描きながら、ジャスティンとレイチェルと相談しながら作り上げたものです。そのシナリオを、スクリプトに沿って作り上げていくことは大事なのですが、如何に私たちのオリジナリティをクリエイトしていくかが、まず、一番大事だと思いました」と噛みしめるように話した。
続けて「あとは、勇気を持って海外の作品に飛び込んでくださったキャストの皆さん、そして、時代劇におけるスペシャリストのクルーたちの才能を如何に引き出していくのが、僕の仕事だと思って、常に、現場で一緒になって戦ってきました。この世の東西の壁を、一丸となって乗り越えて作れたこと、それは一つのメッセージ。僕らが作ったストーリーとメイキング、両面で世界にアピールをしたい。そして、今回出来上がった作品から、何かを感じ取ってもらえたら嬉しいなと思っています」と願う気持ちも表していた。
▼ ドラマ『SHOGUN 将軍』予告映像
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