シム・リウ主演スパイスリラーなど3本の新作が米Peacockにて製作決定!

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NBCユニバーサルが、ユニバーサル・スタジオ・グループの米Peacock向けドラマシリーズ3本の新作ドラマを制作することがわかった。米Deadlineが報じている。

新作スリラー3本

今回製作されることが明らかになった作品の一つは、『M3GAN/ミーガン』『アクアマン』シリーズのジェームズ・ワン監督によるタイトル未定のスパイ・テクノスリラー・シリーズ。主演には、『バービー』『シャン・チー/テリ・リングスの伝説』のシム・リウが決まっている。

ほかには、悪名高きシリアルキラー、ジョン・ウェイン・ゲイシーを描く『Devil in Disguise: John Wayne Gacy(原題)』や『All Her Fault(原題)』が製作される。

3作品の詳細は以下のとおり。

シム・リウ主演スパイスリラー

ワン&リウのプロジェクトは、アメリカの第一世代諜報アナリスト、アレクサンダー・ヘイル(リウ)が主人公。彼の脳がハッキングされたことで、彼が見聞きするすべてに犯人がアクセスできるようになる未来が舞台。闇の組織と未知のハッカーたちとの板挟みになった彼は、24時間365日パフォーマンスを維持し、犯人を突き止め、自分の味方は誰なのかを見つけなければならない。

これは、コンテンポラリー・ホラー・スリラー『Teacup(原題)』に続き、ワンにとってPeakockでの2本目のプロジェクトである。クリエイター/脚本家/製作総指揮は、トーマス・ブランドン(『Legacies(原題)』)が務め、ワンは脚本家イアン・マッカロク(『シカゴ・ファイア』)とともに製作総指揮を務める。

悪名高い殺人ピエロを描くスリラー

連続殺人鬼ジョン・ウェイン・ゲイシーの人生を描く『Devil In Disguise』では、主に被害者の少年たちの悲痛な物語を織り交ぜながら、彼らの家族や友人たちの悲しみ、罪悪感、トラウマを掘り下げ、ゲイシーの恐怖支配に拍車をかけた欠陥システム、社会的偏見などを暴いていく。パーティなどでピエロの仮装をすることが多かったことからキラー・クラウン(killer clown=殺人ピエロ)の異名を持つ。

ショーランナー/脚本家/エグゼクティブ・プロデューサーは、パトリック・マクマナス(『ドクター・デス 死を呼ぶ医者』、『プレインビルの少女』)が務め、NBCニュース・スタジオが制作したマクマナスのドキュメンタリーにインスパイアされている。

すべての親にとっての悪夢を描くスリラー

『All Her Fault』は、シカゴ郊外を舞台にしたスリラーシリーズ。

シカゴに住むマリッサは、幼い息子マイロを迎えに、彼が転校先で初めて仲良くなった男の子の家に向かう。しかし、玄関に出てきた女性は見覚えのある母親ではなく、ベビーシッターでもない。そして、そこにマイロはいなかった。すべての親にとって最悪の悪夢が始まる--。

『NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班』のミーガン・ギャラガーが番組のクリエイター、脚本家、製作総指揮を務める。ギャレス・ニーム(『ラスト・キングダム』)、ナイジェル・マーチャント(『ダウントン・アビー』)も製作総指揮を務める。本作は、アンドレア・マーラの同名小説を基にしており、彼女はアソシエイト・プロデューサーも務めている。

(海外ドラマNAVI)