自分の声も周囲の音も「減音」するマスク型デバイスってまさにニューノーマル
急きょ出席することになったオンラインでの打ち合わせ。スケジュールは何とかなるけど、空いている会議室や打ち合わせブースがない! やむを得ずオフィスの自席でヘッドセットで参加したものの、周囲の音を拾ってしまわないかと終始ソワソワ…。なんて経験、ありませんか?
周りに気兼ねすることなくどこでも自由に会議やビデオ通話ができたらいいのに。そんな願いを叶えてくれそうなのが、キヤノンより4月下旬発売予定の「Privacy Talk MD-100-GY」(予想実勢価格:2万3650円 ※公式オンラインショップ)。
環境を選ぶことなく快適な通話を実現できる新感覚のコミュニケーションデバイスです。
この「Privacy Talk」、キヤノンマーケティングジャパンの企業内起業プロジェクト・ichikara Lab(イチカララボ)が開発した新製品で、マイクとファン、それに通話相手の音声を聴くためのイヤホンを一体化させた装着型の減音デバイスになります。
幅104×奥行き66×高さ69mmほどのオーバル形の樹脂製本体の内側は、迷路のような空気の通り道を作り音を吸収する“音響メタマテリアル”の技術を応用した特殊な構造になっていて、ただ装着するだけでユーザーの話し声を20デシベルほど減音することができるようになっています。
そして本体には音声集音マイクを搭載。また構造上、外部からの音を物理的にカットできるので、周囲のノイズが相手に聞こえる不安もなし。さらに装置内の通気性を確保するための換気用ファンも内蔵しています。ファンの駆動音を集音して逆位相の音で打ち消すマイクも搭載するので、ただ装着するだけで快適な音声を通話相手に届けられるというわけです。
内蔵バッテリーを用いて駆動する充電式で、フル充電からの連続使用時間の目安は約3時間。PCやスマホなどデバイスとはBluetoothを介して接続しますが、USB-Cでの有線接続にも対応しているので、バッテリーの残り時間が少なくなっても慌てません。
何より嬉しいのはこのすっきりとしたルックス。付属のファブリックカバーにセットすれば、見た目はほぼほぼマスクにしか見えないから、オフィスはもちろんカフェやコワーキングスペースでも違和感なく使えそう。ひとつあれば何かと安心できる便利アイテムです。
<文/&GP>
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