小学校高学年のスマホ所有率が初めて4割超へ 小中学生のスマホ・キッズケータイ所有状況をドコモ モバイル社会研究所が発表

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NTTドコモ モバイル社会研究所は、2023年11月に実施した親と子に関する最新の調査の中から、小中学生のスマホ・キッズケータイ所有状況をまとめた結果を2024年1月29日に発表した。
2018年より同調査を行っているが、今回の調査で小学校高学年のスマホ所有率が初めて4割を超えた。また、小学6年生でスマホ所有率は半数を超えている。他にも、子供のスマホの入手先は、中学生の3人に2人が販売店の店頭であることがわかった。
●小学生高学年のスマホ所有率 初めて4割を超す
小中学生が自分専用のスマホ・キッズケータイを所有している状況について、スマホの所有率は全学年上昇。特に小学生高学年では初めて4割を超えた。キッズケータイの所有率は前年とあまり変わりはない。

●小学6年生でスマホ所有率は半数を超える
スマホ・キッズケータイの所有率を学年別に見ると、以下の図の通り、小学6年生で半数を超えた。また、中学生になると、7割を超え、3年生では8割に達している。

●子のスマホの入手先 販売店の店頭 中学生で3人に2人
最初に使いはじめた子の自分専用のスマホ(Wi-Fiでの利用を含む)はどのようにして手に入れたか聞いた結果、小学生の半数以上、中学生の3人に2人が販売店の店頭で購入していた。また、家族の中古を譲った割合は約3割となっている。

なお、子どもに関する調査結果は「モバイル社会研究所白書2023年版(子ども調査)
」でも紹介している。
▼調査概要 ―「2023年親と子の調査」―:
調査方法訪問留置調査調査対象関東1都6県・小学生及び中学生とその親回答数600サンプリングQUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県の人口分布に比例して割付調査時期2023年11月

モバイル社会研究所白書2023年版(全体)::
https://www.moba-ken.jp/whitepaper/wp23.html