韓国はサウジアラビアと対戦【写真:ロイター】

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ベスト8を懸けてサウジアラビアと激突

 サウジアラビア代表は1月30日、カタール・ドーハで行われているアジアカップ決勝トーナメント1回戦で韓国代表と対戦。

 1点リードするも後半アディショナルタイムに劇的な同点弾を浴びて、4万2000人以上が入ったエデュケーションスタジアムに駆け付けたサウジアラビアサポーターが沈黙した。

 試合開始から1秒たりとも声援を止めないサウジのゴール裏に向かって突き刺す一撃だった。サウジアラビアは後半開始からわずか33秒。左サイドDFモハメド・アル・ブライクからから中央のFWサレム・アル・ドサリが落として最後はFWアブドラ・ラディフがファーサイドに流し込んで先制した。

 終盤は韓国が猛攻を仕掛けてサウジアラビアは11人でブロックを組んだ。だが、後半アディショナルタイム9分に右クロスからファーサイドのDFソル。・ヨンウが頭で折り返し、途中出場のFWチョ・ギュソンが頭で押し込んだ。魂が込められた同点弾にサウジサポーターは沈黙となった。(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)