2000万円を超える高額配当を2度も提供したミナレット(15年5月撮影、ユーザー提供:ひげまつりさん)

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 1月23日はワン・ツー・スリーの日。文字通り、ワン(1)ツー(2)スリー(3)と読む語呂合わせが由来となっている。そこで競馬において「ワン(1)ツー(2)スリー(3)」を順番通りに当てる3連単について、記録のあれこれを紹介したい。

 JRAの歴代最高配当は12年8月4日、新潟5Rの2歳新馬の2983万2950円だ。17頭立てで、1着は8番ミナレット(14番人気)、2着は6番ヘイハチピカチャン(12番人気)と14番ファイヤーヒース(10番人気)が同着。3連単の8-6-14は2983万2950円を付け、もう一組の8-14-6も1491万6520円の超高額配当だった。

 NARの歴代最高配当は20年1月24日、大井7RのC1(一)(二)。16頭立てで、1着は7番バレン(10番人気)、2着は12番サンタンデール(15番人気)、3着は5番トンイ(11番人気)で、3連単の7-12-5は2848万1550円。的中票数は1票だった。

 一方、最低配当に目を向けると、JRAでは22年11月6日、阪神3Rの2歳未勝利の240円となっている。6頭立てで、1着が1番フリームファクシ(1番人気)、2着が4番アンタッチャブル(2番人気)、3着が5番リコッチ(3番人気)。人気通りの実に平穏な決着だった。

 なお、GIに限定すると、歴代最高配当は15年5月17日、東京11Rのヴィクトリアマイルだ。18頭立てで、1着は5番ストレイトガール(5番人気)、2着は7番ケイアイエレガント(12番人気)、3着は18番ミナレット(18番人気)。3連単の5-7-18は2070万5810円をつけた。これは全体でも6位の高額配当。ちなみに3着のミナレットは、先に取り上げたJRA歴代最高配当となったレースの勝ち馬。史上最高の3連単高配メーカーといって間違いないだろう。