コレ買ってよかった!料理好きが絶賛するキッチン収納アイテムとは?〜アンバサダーLily mamanさんに聞きました〜
今回バーチャル訪問するのは、パン作り歴15年、パン講師としても活躍されているクックパッドアンバサダーLily mamanさんのキッチンです。
子どものときから料理に触れ、ご飯やパン、お菓子など得意な料理ジャンルはオールマイティ。クックパッドのLily mamanさんのキッチンには、毎日のごはん・お弁当作りの中で生み出されたおかずや、おもてなしにもぴったりの前菜、かわいいケーキやパンなど多彩なレシピが並び、どれも作ってみたくなるものばかりです。
素敵なレシピの数々が生まれる場所へ、さっそく行ってみましょう!
Lily mamanさんの、キッチンへのこだわりとは?
すっきりと整理されているLily mamanさんのキッチン。モノトーンの家電や家具を選び、スタイリッシュな雰囲気を演出しているそう。
色みをグッと抑えているから、リビング側からキッチンを見たときも、整然としておしゃれな印象になりますね。
Lily mamanさんのご家庭は、中学生と小学生の姉妹を含む4人家族。主にキッチンを使うのはLily mamanさんですが、家族も使いやすいように、食器やカトラリーの収納には気を配っているそうです。
Lily mamanさん:「毎日必ず使う茶碗類、お箸、箸置きなどは同じ引き出しに入れ、ワンアクションで取り出せるようにしています。隣の引き出しは、その他のカトラリーをざっくり分けて収納しています」
毎日使う食器類の定位置は、コンロ背面の引き出し。大人も子どもも使いやすい高さで、誰でも必要なものをサッと取り出せそうですね。
また、カトラリーを分けて入れている収納ケースは、100円ショップで購入されたそう。
Lily mamanさんのキッチンには、こちらの収納ケースのほかにも、便利なキッチン収納アイテムが使われています。
毎日のごはん作りに使う調理器具や食器、食材ストックのほか、パンやお菓子作りで使うアイテムと、多くのキッチン道具をお持ちのLily mamanさん。
マンションなので、キッチンスペースに限りがあって…と話しているのに、モノが多いようには見えません。秘密は、収納アイテムの選び方と使い方にありそうです。
Lily mamanさんが愛用する収納アイテムについて、詳しく教えてもらいました。
シンプルで掃除もしやすい山粼実業の調味料ラック
まずはLily mamanさんが最近購入した山崎実業の「タワー」という調味料ラックを見せていただきました。
Lily mamanさん:「こちらのラックは、コンロ横のスペースを活用できるものです。シンプルですっきりしたデザインで、掃除もしやすくて購入して良かったなと感じています」
コンロと壁の間にあるスペースにシンデレラフィットする白い長方形の箱。手前に引き出せるような仕組みになっているそうです。
引き出すと、油や酒、みりんなど、毎日使う調味料がずらり!料理をしながらでも、最低限の動作で必要なものを出すことができそうですね。
Lily mamanさん:「以前はキッチン作業台の下にある深い引き出しに調味料を収納していましたが、少し出し入れがしにくく、手狭にも感じていました。かといって調味料を出しっぱなしにするのは、見た目がごちゃごちゃするし、汚れがつきそうで苦手で…。このラックは、使う時以外は調味料をすっきりとしまっておけるところが気に入っています」
コンロに面する部分はカバーされて見えなくなっているから、調味料のボトルに油はねやほこりが付いて汚れることがないんですね。清潔感のある白も、モノトーンのキッチンによく合っています。
Lily mamanさん:「お手入れもしやすく、マグネットもくっつくのでタイマーやメモを一時的に貼るのも便利ですよ」
おしゃれなだけでなく実用性もばっちり!マグネットが使える、というのは、キッチンでは意外に大事なポイントですよね。
1cm刻みでオーダー可能!便利な隙間収納ラック
コンロの背面には作り付けのカップボードと冷蔵庫があり、カップボードには電子レンジやトースターなどの家電が設置されています。トースターの上には高さと長さを調整できるラックを使用し、空間を有効活用することで、パンをこねる機械を置くことができています。家電の大半がモノトーンで、カップボードの化粧板とも調和がとれていますね。
視線を冷蔵庫側に移すと、そこには縦長の板に取っ手がついた扉のようなものがありました。これはなんでしょう?
Lily mamanさん:「冷蔵庫の横に、10cmほどの隙間ができてしまったんです。この隙間を有効に使いたくて、1cm刻みで選べる隙間収納を通信販売で購入しました」
隙間収納のアイテムはたくさん出ていますが、それはつまり無数の選択肢があるということ。自分のキッチンにぴったりのものを探すのはとても大変ですが、1cm刻みでサイズを選べるなら、キッチンにフィットする家具を簡単に選べますね。
そうして設置した隙間ラックには、スパイス他、さまざまな調味料類がずらり。重さのあるビン類は下段に、粉末は上段にと、取り出しやすさが考えられた配置です。
使わない時はキャスターを押せば隙間におさまるから、調味料のラベルなども隠されてすっきりと見えますね。
無印良品のアクリル仕切棚
隙間収納棚の隣は、半透明な扉のついた食器収納スペースです。食器の収納になにかルールはあるのでしょうか。
Lily mamanさん:「和・洋のようなテイストと、使用頻度に応じて、よく使うものは真ん中あたりの棚に入れています。ちょっと見えにくいですが、無印良品のアクリル仕切棚も使っていますよ」
縦長の棚は、目線の高さにあたる中央付近がもっとも取り出しやすいエリア。ここによく使う食器を集めることで、ぐっと取り出しやすくなります。盛り付けのスピードも上がりそうですね!
無印良品のアクリル仕切棚は、シンプルなコの字型と大きすぎないサイズが特徴のアイテム。このラックで食器棚をさらに上下に区切ると、棚の上部にできがちなデッドスペースにもお皿をおさめられます。空間をうまく使いたい時に、すぐ真似できるテクニックです。
Lily mamanさん:「また、毎日の食事のほかに、時々パンやお菓子も作るので、型や道具などもたくさんあります。これらは日常使いの食器類とは別に、専用の収納スペースを作っているんですよ」
「道具の使用頻度を考えて、しまう場所を決める」「よく使うものは取り出しやすい位置にしまう」が今まで見せていただいた収納の共通点。キッチンの整理整頓をするときに、心にとめておきたいですね。
100円ショップのアイテムもフル活用
通販や無印良品などで購入したグッズが活躍しているLily mamanさんのキッチン。そのほかにも、100円ショップで購入したアイテムも活用しているそうです。冒頭でご紹介した、カトラリー類を整理しているボックスも100円ショップのものでした。
Lily mamanさん:「特によく使うものは、コンロの換気扇フードに100円ショップの強力マグネットフックを取り付けて、吊り下げ収納しています」
焼き網や片手鍋、フライパンなどが吊り下げられているこのフックも100円なんですね。重いものも安定して吊り下げられる強力な磁石フックが、100円で手に入るとはびっくりです。
よく使うものは引き出しや棚にしまわず、こうして見えるところに出しておくと、少ないアクションで調理を始められて楽ですし、時短にもつながりますね。
さらに使いやすいキッチンへ。研究は続く!
Lily mamanさんのキッチンは、収納アイテムをフル活用して限られたスペースを活かし、たくさんのモノをの収納をかなえたキッチンでした。それでいながら、雑然とした雰囲気を感じさせず、スタイリッシュに見えるのは「全体をモノトーンで統一していること」「こまごましたアイテムをラックにしまい、ラベルなどが見えないように工夫していること」が重要で、キッチンをすっきり見せたい時に参考にしたいポイントがたくさんありました。
Lily mamanさん:「棚を使って調理家電を置くスペースを確保したりと、まだまだ使いやすいキッチンに向けて研究中です!」
とのことで、さらに進化しつづけるLily mamanさんのキッチンのこれからが楽しみですね。
ご自宅のキッチンを紹介してくださったLily mamanさん、ご協力ありがとうございました!
Lily maman さんプロフィール
中学生、小学生の姉妹の母。
毎日のごはん作り、お弁当作りの中で、簡単でおいしく続けられることを考えています。
子どもの頃から料理に触れ、製パン、製菓資格を取得。パン歴は15年、ベーカリーやスイーツショップでの勤務経験のほか、パン講師としても活動中。
Lily mamanのキッチン
クックパッドアンバサダー2023 季節の野菜をなるべくたくさんとれるように意識した、特別ではない我が家の日々のごはん。簡単で美味しい食べ方、続けられる作り方を考えるのが好き。
レシピ動画作成...
Instagram:@lilymaman