クリストファー・ノーラン、ザック・スナイダーをたたえる「彼の影響を受けていないヒーロー映画はない」
映画『ダークナイト』3部作のクリストファー・ノーラン監督が、『マン・オブ・スティール』などのザック・スナイダー監督をたたえた。
スナイダー監督の『マン・オブ・スティール』『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』では、プロデューサーを務めたノーラン監督。ノーラン監督は「近年公開されたスーパーヒーローSF映画において、わたしが何らかのザックの影響を見つけられないものは皆無だ」とスーパーヒーロー映画界におけるスナイダー監督の影響力の大きさを The Atlantic に語る。
「ザック・スナイダーの映画を観れば、映画のポテンシャルに対する彼の愛を目の当たりにし、それを感じられるはず。それは観客を感動させ、興奮させるものだから」とスナイダー監督をたたえた。
ノーラン監督は以前、スナイダー監督が2009年に発表したダークなR指定ヒーロー映画『ウォッチメン』についても賞賛していた。「わたしは常々、『ウォッチメン』は時代を先取りしていたと考えている。スーパーヒーローチームというアイデア──同作はそれを見事に覆したわけだが──は、まだ映画ではなじみがないものだった。もし『アベンジャーズ』後に公開されていたら、面白いことになったはずだ」と The Hollywood Reporter に語っていた。
スナイダー監督の新作『REBEL MOON − パート1:炎の子』はNetflixで配信中。(編集部・市川遥)