2023年のiPhone 15標準モデルは、従来のノッチ(画面上部の切り欠き)に替えてダイナミックアイランド(楕円状のスペース)を採用し、メインカメラが1200万画素から4800万画素に強化されるなど、大きな進化を遂げていました。

↑次はどうなる?

 

では、2024年の「iPhone 16」標準モデルはどうなるのか? これまでのうわさを総合した予想CGがネット上で公開されています。

 

Xユーザーの@upintheozone氏は、iPhone 16標準モデルの背面と前面の予想図をフルCGで作成しました。

 

このうち前面に関しては、ダイナミックアイランドを備えているなど、おおむねiPhone 15と同じ。

 

しかし、今回より注目すべきは、背面のデュアルカメラがiPhone 13〜14のように斜めではなく、iPhone 12のように縦並びになっていることでしょう。これは米MacRumorsも予想していることです。

 

また、それと合わせてLiDARスキャナも搭載。これはレーザー光の反射から物や地形との距離を読み取り、周囲を3Dスキャンする装置で、ここ数年のiPhone Proモデルに採用されてきました。

 

iPhone 15 Proモデルは、3D立体映像「空間ビデオ」撮影に対応しています。これはProモデルの進化したカメラとLiDARスキャナを使い、オブジェクトや人物を立体的にとらえるもの。アップルのMR(混合現実)ヘッドセットVision Proで視聴できる映像を記録できるわけです。

 

今回のコンセプト画像にあるLiDARスキャナや縦並びのカメラも、そうした立体映像の撮影を想定しているようです。

 

さらに@upintheozone氏は、iPhone 16モデルでは従来のサイレントスイッチがアクションボタンに置き換えられることも示唆しています。

 

現在はiPhone 15 Proモデルのみがアクションボタンを搭載し、さまざまな機能にカスタマイズできます。今後は廉価な「iPhone SE」の第4世代にもアクションボタンが採用されるとうわさされていますが、一足先にiPhone 16標準モデルにやって来るのかもしれません。

 

Source:@upintheozone(X)
via:Wccftech