ウォリアーズのドレイモンド・グリーン【写真:ロイター】

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ティンバーウルブズ戦で退場

 米プロバスケットボール(NBA)は15日(日本時間16日)、ウォリアーズのドレイモンド・グリーンに5試合無給で出場停止処分を下すと発表した。14日(同15日)の本拠地ティンバーウルブズ戦で、相手選手の首を絞めて退場になった事によるもの。米メディアが動画を公開し、批判の的となっていた。

 事の発端は、試合開始からわずか1分40秒、まだ0-0の場面だった。ウォリアーズのクレイ・トンプソンとティンバーウルブズのジェイデン・マクダニエルズがユニホームの掴み合いを開始。ティンバーウルブズのルディ・ゴベアが制止に入ると、ウォリアーズのドレイモンド・グリーンが首に腕を回してヘッドロック状態となった。事態が沈静化すると、トンプソン、マクダニエルズ、グリーンの3選手に退場処分が言い渡された。

 米スポーツ専門局「ESPN」公式X(旧ツイッター)が実際の動画を公開。グリーンは米ファンから「これはクレイジーだよ」と批判されていた。NBAは公式サイトで「小競り合いをエスカレートさせ、スポーツマンらしくない、危険な方法でルディ・ゴベアの首を強引に掴んだ」として5試合無給での出場停止処分を発表。また、トンプソン、マクダニエルズ、ゴベアには2万5000ドル(約380万円)の罰金が科された。

(THE ANSWER編集部)