『おっさんずラブ-リターンズ-』新撮ビジュアル解禁!田中圭、林遣都、吉田鋼太郎からコメント到着<全文アリ>
2024年1月、5年の時を経て復活するドラマ『おっさんずラブ-リターンズ-』。
2018年に放送された『おっさんずラブ』の続編となる本作。田中圭、吉田鋼太郎、林遣都が再集結する。
期待が高まるなか、3人のコメントが到着。さらに、新撮ビジュアルも初解禁された。
◆アラフォーはるたんを巡り…武蔵VS牧のバトル勃発!
モテない独身ポンコツサラリーマン・春田創一(田中圭)が、ある日突然、ピュアすぎる乙女心を隠し持つ上司・黒澤武蔵(吉田鋼太郎)と、同居しているイケメンでドSな後輩・牧凌太(林遣都)から告白され、未曽有のラブバトルロワイヤルに巻き込まれていった本作。
やがて春田は黒澤のプロポーズを受けることにするが、結婚式当日にようやく“本当の気持ち”に気付き、黒澤に背中を押されて号泣しながら牧のもとに走り出し、「俺と結婚してください!」と横断歩道越しに愛を叫ぶ…。そんな感動的な愛の結末を迎えた2018年の『おっさんずラブ』最終回――。
あれから5年。2024年の『おっさんずラブ-リターンズ-』では、春田もアラフォーに。コロナ禍や遠距離生活を超え、シンガポール転勤から帰ってきた牧との“夢の新婚生活”が描かれる。
しかし、結婚はゴールではなく、スタートだった。幸せな日々の反面、春田も牧も会社で責任のある仕事を任されるようになり、多忙な共働きで生活がままならない。家事の分担や、掃除・皿洗いの仕方、生活リズムや休日の過ごし方、小さなことで喧嘩になってしまう。
そんな2人のもとにやってきたのは、早期退職して再就職を果たした家政夫の武蔵さんで…。
春田と牧の新居に派遣されることになった武蔵だが、昔の“はるたん愛”はどこへやら、どこまでもビジネスライクな対応、そしてプロフェッショナルな仕事ぶりを貫いてくる。
かと思えば、「ほこりが溜まっている」「一汁三菜や栄養バランスを心掛けろ」「味噌汁の味が薄い」だのと牧にチクチク小言を放つなど、抑えきれない姑みが噴出し始める。
上司と部下ではるたんを奪い合っていたあの頃から5年。本作では、立場を変えた、まさに“嫁姑バトル”がぼっ発!?
本作でも2人の板挟みになりそうな春田を演じる田中だが、「今回は2人に板挟まれるというより、逆に春田がちょっとかき乱してしまっているところもあるんですよね(笑)。そこが前作からちょっと変わった関係性の面白さかなと思います。素敵だなって思ったのは、武蔵が前作とはまた違う立場でちゃんと暴れてくれること。また吉田鋼太郎にしかできない武蔵がいっぱい見られるんだなと思うと、すごく楽しみです」と期待を語る。
そして林は、「描かれてることは本当にありふれた、たくさんの方に共感してもらえる日常なんです。家族やパートナーや友人関係、日々の生活の中で大変なことや小さな喜びが描かれている」、「圭くんと大きな愛をぶつけ合って、鋼太郎さんとは命がけで戦いたいと思っています(笑)」と“宣戦布告”した。
◆爆笑の暴露秘話!
『おっさんずラブ』シリーズにおける撮影時の思い出をたずねると、田中は、「第2話で春田が、武蔵と牧に『僕のためにケンカするのはやめてください!』と叫ぶシーンの撮影前に、2人がここの芝居をどうやるかの打ち合わせしているのが聞こえていて…。でも、いざ始まったら全然違うことをするんですよ!“あの時間はなんだったの!?”って、本番中なのに笑っちゃって後ろを向いていました(笑)」と、吉田と林の“仕掛け合い”を暴露。
すると吉田も、「映画のときもサウナのシーンで、柄杓で頭を叩いたら痛いから本気で叩くのはやめよう、水を掛けるのも後々メイク直しとか面倒だからやめようと言っていたのに、本番では本気でパコーンって叩いてきたし、水も本気でぶっ掛けてたよね(笑)」と大爆笑。
田中は「サウナのシーンも始まる前に1時間くらい打ち合わせしていたんですよ! ほんとにあの1時間はなんだったの!?」と言いつつ、「新作では武蔵と牧が、(嫁姑バトルの中で)水面下で気持ちだけをバチバチさせるシーンがあるんですが、本番になったらこの2人は絶対に口も出すし、手も出します(笑)!」と予言。
これに林も「鋼太郎さんを倒すことしか考えていないというか…俳優人生を懸けて鋼太郎さんを倒そうと思っています(笑)」とニヤリ。はたして、台本や打ち合わせどおりに撮影は進むのか――?
◆真っ白な愛が降り積もる。今作初の“新撮ビジュアル”初公開
今回解禁される新撮ビジュアルは、雪山でソリにまたがってはしゃぐ3人の姿を収めた1枚。
前作以降も「ちょこちょこ会っていた」とプライベートでは交流を重ねていた3人。「この間は2人が家に来てくれて楽しかったよね」と田中&林の吉田家訪問も明かした3人の仲の良さがあふれて止まらない、ほっこりビジュアルが完成した。
◆登場人物紹介
・春田創一(はるた・そういち)(38)………田中 圭
「天空不動産」東京第二営業所の平社員。牧凌太の夫。
ついに係長となり、部下の育成などを担当することに。しかし、ちょこっと優しく注意しただけでハラスメントと言われてしまう時代や、完璧主義すぎる新部長と自由な部下たちに挟まれる中間管理職として日々悩むことに。
海外転勤を経て帰国した牧と、夢のイチャイチャ新婚生活を期待していたが、いざ一緒に暮らし始めると、共同生活の難しさや価値観の違いに直面。やがて春田は、「家族になるとは一体どういうことでしょうかー?」という新たな課題に立ち向かうことに。
・黒澤武蔵(くろさわ・むさし)(60)………吉田鋼太郎
「天空不動産」東京第二営業所の部長だったが、謎の早期退職を経て行方不明に。と思いきや、ある日突然、春田と牧の新居に“家政夫”として降臨。なんと「ばしゃうまクリーンサービス」に再就職を果たし、第2の人生を歩み始めていた。
そのプロフェッショナルな仕事ぶりで世界中からオファーが殺到しており、最高ランクである“ユニコーン家政夫・兼エリア統括部長”を務め、部長じゃなくなったけど、部長と呼ばれる日々を過ごしている。
“はるたんラブ”はどこへやら、どこまでもビジネスライクな家政夫ぶりを貫くが、徐々に、牧に対して「ほこりが溜まっている」だの「味噌汁が薄い」だの、なにかと姑みを帯びはじめ…?
・牧 凌太(まき・りょうた)(30)…………林 遣都
「天空不動産」本社のホテルリゾート本部の社員。春田創一の夫。
シンガポールに転勤からこのたび帰還。優秀がゆえにホテルリゾート本部で課長に昇進するものの、会食や出張も多く、激務の日々を送ることに。周りについていくため資格取得の勉強に勤しんだりと悩みは尽きない。そんな日々の中、春田が改めて癒しと支えとなってゆく。
が、たまに会社ですれ違うと春田が下の名前で呼んだりスキンシップを求めてくるのは心底イヤ。嫌いな言葉は公私混同と泥酔。相変わらず、すべてにおいて素直になれず、勝手にひとりで抱え込み、ある日突然爆発するクセは治らない。
◆田中 圭(春田創一・役)コメント
――『おっさんずラブ-リターンズ-』に出演が決まった時のお気持ちは?
うれしさ半分、怖さ半分…。でも、うれしさが勝った!という感じです。
――前作は、流行語大賞にノミネートされたり、海外でリメイクされたり、いろんな賞をたくさん獲ったりと、世界的なブームを巻き起こしましたが、それをどう感じていましたか?
『おっさんずラブ』シリーズは、単発や映画、インザスカイなど、いくつもやらせてもらいましたが、鋼太郎さんと遣都と、この3人でやった“天空不動産編”は、本当にたくさんの方に愛されたと思います。愛されすぎて、自分たちの手を離れて遠くへ行ったな…という想いもあって(笑)。
自分が死ぬときに思い出す作品のひとつなんだろうな、というぐらいすごく好きだし、今でもすごい面白いドラマだったなと、誇りをもって言えます。海外でもリメイクされたり、自分たちも知らないところでも、世界中でどんどん愛されて輪が広がっていった作品なので、この規模になってまた戻ってくるっていうことに対するプレッシャーは正直あります。
先日はタイでリメイクが決定したとも聞いたので、「本家も負けてられないな」という気持ちです。
――前作の連ドラ『おっさんずラブ』の撮影の思い出をお聞かせください
最高に楽しかったと同時に、一瞬たりとも気が抜けないという緊張感を覚えています。今回のリターンズもそうあってほしいなと思っています。
2018年の撮影当時は、スケジュールに比較的余裕があって、撮影の日には全力でぶつけ合って、撮影がない日でもみんなで集まって、ちょっと休憩したり話したり遊んだり、そういうオンとオフのメリハリみたいなものがたくさんあって。みんなと仲良くなればなるほど、気が合えば合うほど、逆に撮影ではなあなあにしちゃいけないよね、という真面目さもありました。
それと、鋼太郎さんのアップで号泣したのも覚えています(笑)。感謝と、ホッとした気持ちが溢れて、あとは思い返せば当時、プレッシャーもあったんでしょうね。
――5年経って、ご自身で変わったなと思うところはありますか?
今朝、プロデューサーから天空不動産編の2分弱くらいのダイジェストを送ってもらって見たんです。ひさびさに見たらすごく面白くて、でも同時に、テンションも高いし若かったなと思って(笑)。5年の間に、なんか自分落ち着いたなと思いました。
大人の男になり過ぎてしまったかなって…(と周りから「え?」「どのへんが?」というツッコミがあり)え、そんなことない?じゃぁ大丈夫か(笑)。でも、僕ももう40歳になりますし、年齢的にもみんなおっさんになって、いよいよ本当の『おっさんずラブ』になるんじゃないかと思います!
――『おっさんずラブ-リターンズ-』では、春田と牧の新婚生活のどこに注目してほしいですか?
やっぱり“春田と牧らしさ”みたいなところは、また描いて行けたらと。これだけの年数が経っていますが、前作を見てくださった方には「おかえり」と言ってもらえるような2人でいたいし、今回初めて見てくださる方には、きっと「なに、この2人面白い」という風に思っていただけると思います。
遣都とは『おっさんずラブ』以降、プライベートでもすごく親しくさせてもらっているのですが、それをいい意味でパワーアップさせて、2人の新婚生活に生かしていけたらいいなと思っています。
――『おっさんずラブ-リターンズ-』の台本を読まれて感じた見どころと、放送を楽しみにしている視聴者の皆さんへのメッセージをお願いします。
今3話まで読んでみて、今回は2人に板挟まれるというより、逆に春田がちょっとかき乱してしまっているところもあるんですよね(笑)。5年経っても変わらずに残っているテイストに、前作からちょっと変わった関係性の面白さが加わると思います。
あと、素敵だなと思ったのは、武蔵が前作とはまた違う立場でちゃんと暴れてくれること。また吉田鋼太郎にしかできない武蔵がいっぱい見られるのだなと思うと、すごく楽しみです。
物語としては、日常でみんなが抱いていること、本当は抱いているのに気にしないようにしてることなども、ちゃんと描かれているので、多くの人に楽しんでいただけるドラマだと思います。
大好きなメンバーと一緒に作品を作れることがすごく楽しみですし、僕たちにしかできない、見てくれる方々をハッピーにさせる方法をもっているチームだと思いますので、前回から応援してくださっている方も、今回から見てくれる方も、みんなをとにかく楽しい気持ちにさせたいなと思っています!
◆吉田鋼太郎(黒澤武蔵・役)コメント
――『おっさんずラブ-リターンズ-』に出演が決まった時のお気持ちは?
この3人が揃って、再び一緒にやれるという話を聞いた時はうれしかったです。もちろん、ちょっと不安もありましたね。でも、その不安を吹き飛ばして、もっと面白いものを作らなきゃなと思いました。
――前作は、流行語大賞にノミネートされたり、海外でリメイクされたり、いろんな賞をたくさん獲ったりと、世界的なブームを巻き起こしましたが、それをどう感じていましたか?
当時は、SNSでいろんな世界が繋がっていることがよくわかっていなくて「世界トレンド1位」と言われても、まずピンと来なかったです。でも、だんだん状況がわかってきて、地に足がつかない感じになりましたね。自分たちのドラマが世界に広まったということが、にわかには信じられない。すごいことだなと思ったし、同時にすごい責任も出てきたなと、ちょっと硬くなったりしてね。
でも、硬くなって平常心を失ってはいけない。いつも通りにやっていかなきゃいけないとか、いろんな気持ちになりましたね。まさか自分が関わっている作品が、ましてや深夜枠に単発で始まったドラマが世界で認めてもらえるとは思ってもいなかったので驚きました。
これもひとえに主役の田中圭の演技ゆえだと思います。やっているときから「この人すごいな!」と思っていたんです。これは何かの形で報われなきゃいけないなと思っていたら、たくさんの人が認めてくれた。まず単発でやった時から、いろんな意味で自分の中では忘れられない状況でしたね。
――前作の連ドラ『おっさんずラブ』の撮影時の思い出をお聞かせください。
ワッと駆け抜けた感じですね。毎日本当に演じることで精一杯で、もちろん楽しいんだけど、いい意味でなかなか緊張感がある現場なわけですよ。絶対にいいものを作らないといけないし、このメンバーでいると、田中圭がそう出たら、俺はこう出なきゃいけないんだけど、じゃあここに遣都がどう絡んでくるのか…ということの連続だったので、その大変さがものすごく印象に残っています。使うカロリーが半端なかったですね。
だから最後、田中圭が僕のオールアップの時に号泣していたのをすごく覚えていますね。普通は人のアップで号泣する俳優っていないので。軽々とやっているように見えてね、そういう時って水面下で、ものすごく足掻いていたりするから、圭は大変だったと思います。
――5年経って、ご自身で変わったなと思うところはありますか?
僕は子どもができたので、やっぱりそれが自分の人生の中で大きい出来事ですね。やっぱり子どもにはやっぱすごく愛情を注ぎますし、いま自分はものすごく愛をもった人間になっているんだなと感じる瞬間が多いので、それを芝居に生かせればいいなと思っています。だから、さらに春田を愛するということに磨きがかけられるんじゃないかと思っています。
――『おっさんずラブ-リターンズ-』の台本を読まれて感じた見どころと、放送を楽しみにしている視聴者の皆さんへのメッセージをお願いします。
台本はさらにパワーアップしていると思います。恋の悩みにプラス、いろんな人が抱えている悩みにも深く迫っていきます。悩める人々がたくさん出てきて、その悩める人々がさらなる大騒動を巻き起こすというのは、前作をはるかに凌駕しておりますので、そこが見どころだと思います。
もはや社会派ドラマ…! いや、社会派ドラマにはなっていませんが(笑)、でもちょっとそう思わせるところもあったりして…。楽しめるんだけど、考えさせられる部分のあるドラマだと思います。
見ている方がすごく期待してくださるように、僕らも面白いものにしたいという気持ちがものすごく大きく膨らんでいますし、その期待を現実のものにしなきゃいけないという責任もあるので、ちょっとビビッています(笑)。
◆林 遣都(牧 凌太・役)コメント
――『おっさんずラブ-リターンズ-』に出演が決まった時のお気持ちは?
“うれしさ100!”でしたね。また大好きなメンバーが集まってやれるんだって思うと、ワクワクしました。
――前作は、流行語大賞にノミネートされたり、海外でリメイクされたり、いろんな賞をたくさん獲ったりと、世界的なブームを巻き起こしましたが、それをどう感じていましたか?
放送が始まって以降にSNSで“世界トレンド”という言葉が出てきた気がしていて…。まだ、世の中的にも“トレンド1位”という言葉がそこまで浸透していなかったと思うんです。だから、正直よくわからなくて、「どうやら結構盛り上がっているっぽいですね」というようなことを、眞島秀和さん行きつけの小さな居酒屋で、みんなでしゃべっていた記憶があります。でも変わらず、一生懸命やっていこうみたいな空気があったことも覚えています。
――前作の連ドラ『おっさんずラブ』の撮影の思い出をお聞かせください
圭くんと2人のシーンでクランクインした日のことをよく覚えています。春田が泥酔しているシーンなんですけど、圭くんが本当に台本に書かれていないことしかやらなくて(笑)! ハチャメチャだし、そのまま道路に飛び出して行っちゃうんじゃないかというくらいの勢いだったんです。
鋼太郎さんとはそれまでに何度かご一緒させていただいていたんですけど、今思うとその時の圭くんに鋼太郎さんに近いヤバさというものを感じて(笑)、普段自分がやっている感じだと通用しないんだと痛感しました。
――5年経って、ご自身で変わったなと思うところはありますか?
家庭をもちまして、20代でひとりでいた頃よりは落ち着いたと思います。すごくちゃんと生活しているので、健康的だし、見た目も当時より若返ったんじゃないかと思います(笑)。
――『おっさんずラブ-リターンズ-』では、春田と牧の新婚生活のどこに注目してほしいですか?
今の段階で出来上がっている脚本を読ませていただいたんですが、描かれてることは本当にありふれた、たくさんの方に共感してもらえる日常なんです。家族やパートナーや友人関係、日々の生活の中で大変なことや小さな喜びが描かれているので、あまり力を入れずにやっていけたらいいなと思っています。圭くんとは大きな愛をぶつけ合って、鋼太郎さんとは命がけで戦いたいと思っています(笑)。
――『おっさんずラブ-リターンズ-』の台本を読まれて感じた見どころと、放送を楽しみにしている視聴者の皆さんへのメッセージをお願いします。
ずっと愛してくださっている方々がいる作品だと思うので、そういう皆さんに喜んでもらえる作品になるように一生懸命頑張りたいと思っています。