ストローはプラスチックから“サトウキビ”へ! 紙ストローより丈夫で使用後は別の使い道も

写真拡大 (全5枚)

2030年までに、持続可能でよりよい世界を目指す国際目標「SDGs」。

テレビ朝日の番組『しあわせのたね。』 では、さまざまな課題に取り組み、くらしを未来へ紡ぐ“はじめの一歩”を実践する人たちを紹介している。

今回取り上げるのは、サトウキビストローを使って循環型社会を目指している平間亮太さん(株式会社4Nature 代表取締役)。

平間さん:「わたしたち4Nature では、サトウキビからできているストローを作っています。100%植物性で生分解できるので環境にとっても優しんですよ」

産業廃棄物だったサトウキビの搾りかすをストローにアップサイクル。耐久性や口あたりもプラスチックストローと変わらず使えると人気が広まっている。紙ストローなどと比べて耐久性にも優れているという。

平間さん:「台湾の知人から紹介されたのがきっかけでした。(サトウキビストローを)調べていくうちにプラスチック問題やその後の廃棄の方法を知って、これは誰かがやらなきゃいけないと思ってはじめました」

使用されたサトウキビストローは農家が回収し、堆肥にして野菜作りに活用している。できた野菜はストローを回収したカフェなどで販売。地球のために循環させている。

オーガニックファーム所沢農園の川瀬悟さん:「お客さんがカフェで出会うだけでなく、畑に直接来て一緒に作業をしたりお話したり交流ができるのがすごくいいです」

この仕組みを構築した平間さんが未来に咲かせたい夢は?

平間さん:「(カフェの)スタッフから『サトウキビストローを使っているんです』とお客さんにお話しすることで、環境のことを意識するきっかけが日常の中で生まれていくといいなと思っています」

なお、次回10月21日(土)放送の『しあわせのたね。』では、ゴミ拾いを楽しく続けられるアプリを運営している人を紹介する。