10月スタート『ゆりあ先生の赤い糸』がクランクイン!菅野美穂、個性豊かな“家族”と次々対面

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2023年の「第27回手塚治虫文化賞」でマンガ大賞に輝いた入江喜和氏の話題作を、菅野美穂主演で初ドラマ化する『ゆりあ先生の赤い糸』。

10月19日(木)に初回拡大スペシャルで放送される同ドラマが、このたびクランクインを迎えた。

撮影では、自宅で刺繍教室を開いている主人公・ゆりあが“赤い糸”で刺繍していく象徴的なシーンを皮切りに、座長・菅野が個性豊かな“家族”たちと次々と対面。

「皆さんとの掛け合いのなかで、『あ、いよいよ始まったな!』とワクワクしました」と声を弾ませながら、まさかの波乱に立ち向かっていく“ゆりあの人生”を力強くスタートさせた。

◆尊敬できるメンバーに安心感

「今回は初めて共演させていただく俳優さんが多いので、撮影が始まる前は未知数だからこそ不安な緊張感もあった」という菅野。

しかし、「いざ撮影が始まると、楽しみな緊張感に変わりました。連続ドラマに参加するのは約2年半ぶりですけど、全然そんな感じがしなくて(笑)。いい意味で安心感があります」と頬を緩める。

というのも、今回はさまざまな世代の実力派キャストが集結した現場。

すでに夫・伊沢吾良役の田中哲司や、姑・伊沢節子役の三田佳子、夫の“彼氏”・箭内稟久役の鈴鹿央士、ゆりあに恋心を抱く若き便利屋・伴優弥役の木戸大聖らとも芝居を交わした菅野は、「すごく尊敬できる俳優さんばかりで、現場に通うのが楽しみだなと思いながら、日々過ごしています」と笑みを浮かべる。

さらに、「三田佳子さんをはじめとする先輩方のお芝居や現場での真摯な立ち居振る舞いには脱帽し、頭が下がる思いです!また、鈴鹿央士さんや木戸大聖さんら若い方々の瑞々しい感性と姿勢も本当に勉強になります」と、実り多き現場について語った。

もちろん、ゆりあを演じるにあたっても意気込みは高まる一方だ。

「監督から求められる演技が鮮明かつ細やかで、自分がついお芝居に夢中になって省略してしまうような部分もきちんと思い出させてくださるんです。ちょこまかしがちな性質が私にはあるので、でーんと構えたゆりあさんをしっかり表現していけるよう、気を付けて演じていきたいと思っています」と菅野は語る。

どこまでも妥協なく誠実に、菅野が踏ん張りながら体現していくゆりあの一挙手一投足、そして一見奇妙ではあるが、今を生きる人々の心に響く“家族”とのかけがえのない交流に注目だ。