久保建英を「サラーの後任候補」と米メディア注目 エムバペら大物と並び紹介「ただのスピードの悪魔じゃない」
米メディア「ジ・アスレチック」が注目
サッカー日本代表MF久保建英は、所属するスペイン1部レアル・ソシエダで今季も開幕から活躍。リーグ戦4試合で3ゴール、1アシストをマークし、日本代表でも9日(日本時間10日)のドイツ戦で途中出場から2アシスト。4-1の勝利に貢献した。注目度が高まる22歳について、米スポーツ専門メディアは「リバプールのモハメド・サラーの後任候補」としてキリアン・エムバペらとともに名前を挙げている。
久保らに注目したのは米スポーツメディア「ジ・アスレチック」。サラーはリバプール残留が決まったと報じられているが、記事ではこの冬にサウジアラビアのアル・イテハドが再び獲得を狙う方針であると伝えている。
同メディアは、仮にサラーが退団した場合のリバプールの補強候補にエムバペ、ブカヨ・サカ、ジャロッド・ボーエン、マイケル・オリーセらの名前を挙げたが、「レアル・ソシエダのタケフサ・クボは実直に候補リストに入れなければならない」と久保もピックアップした。
バルセロナ、レアル・マドリードなどのサッカーも知る久保の経験に同メディアは注目。さらに「敵陣に向かって走ることをとても好んでいる」とし、テイクオン(ドリブル突破)に優れていることを評価したほか「最も注目すべきは、シュートで終わるキャリーに重点を置いており、彼の攻撃的なキャリー全体の68%がゴールへの一撃(シュート)で終わっているということだ」と驚きを持って伝えた。
「しかし彼はただのスピードの悪魔ではない。クボにも多才さがある。彼はどちらのサイドでもプレーできる」とも称賛している記事では「昨年の夏にソシエダに売却され、レアル・マドリードは買い戻しの条項を導入したため、微妙な状況となるだろうが、注目すべき人物であることは間違いない」とリバプールにとっても魅力ある存在であるとした。
(THE ANSWER編集部)