つば九郎の人生相談「集中力を高める方法を教えてください」
第51回
今シーズンも東京ヤクルトスワローズを盛り上げるマスコット、つば九郎が読者の悩みに答える人生相談。様々な悩みに毒舌混じりのつば九郎節全開で、時にはズバッと時にはゆる〜く答えていきます。
【お悩み】
40歳手前で新たな夢のため、資格の勉強をしています。中々、頭に入ってこず、勉強に苦戦しています。つば九郎先生、集中力を高める方法を教えてください。(つば九郎保育園)
――「つば九郎保育園」さんは、集中力を高める方法を相談してきていますが、結局は気持ち次第ということですか?
つば九郎 べんきょうやしごとのしゅうちゅうりょく。あそびやぎゃんぶるのしゅうちゅうりょく。おなじ「しゅうちゅうりょく」なのに、いしきしてやることと、むいしきにできていることはそれぞれ。
――確かに「資格の勉強をするために」と意識的に集中力を高めようとするケースと、ゲームや遊びのときには自然に集中力を発揮して、「えっ、もうこんな時間?」というケースがありますね。
つば九郎 そう。だから「しゅうちゅうりょくをたかめよう」とおもうのではなく、「どうしてもこのしかくがほしい」「しかくをとったら、たくさんおかねをかせぐんだ」とか、そのさきのことをいしきすればいいとおもう。
――なるほど、それがつば九郎の言う「きもちだよ きもち!」ということなんですね。
つば九郎 とりのばあいでいえば、もうきんるいからにげるときには、きょうれつなしゅうちゅうりょくをはっきするけど、それは「しゅうちゅうりょくをたかめよう」とおもうからじゃなくて、ひっしだから。
――弱肉強食。鷹や鷲などの猛禽類から逃げるために、燕は燕で必死なんですね(笑)。
つば九郎 ひっしのおもいがあれば、しぜんにしゅうちゅうりょくがたかまるからだいじょうぶ。ひとそれぞれ、とりそれぞれ。