女優の宮崎あおいと、俳優の岡田将生が出演する、富士フイルムのスキンケアブランド「アスタリフト」の新CM「列車のふたり ナノテクノロジー」編が26日より全国で放送される。

岡田将生

宮崎あおい

○■宮崎あおい岡田将生がふしぎな列車旅

2人が初共演を果たすCMは、宮崎演じる“何かから逃れるように列車に乗り込む女性”と、岡田演じる“未来から来た男性”が偶然出会い、ふしぎな列車の旅が始まるというストーリー。松田聖子の名曲「赤いスイートピー」が使用され、監督は映画『世界から猫が消えたなら』を手掛けた永井聡監督が務めた。

撮影では、トレンチコートにサングラス、ウィッグで“変装”して撮影現場に登場した宮崎が、リアルに再現された列車の美術セットに興味津々。壁や扉の手触りを確認しながら「すごい」と驚きの表情を見せていた。演技のリアリティを追求するために実際に重い荷物が詰め込まれたキャリーケースを持ってタラップを上がるシーンでも「大丈夫ですよ」と笑顔で撮影に臨んだ宮崎。一方説明台詞が多いため、やや緊張の面持ちだった岡田だが、待機時間に宮崎とトークを弾ませる中でリラックスムードに。宮崎がプライベートで楽しんだ列車旅のエピソードを披露すると、岡田さんも「僕も行ってみたいなぁ」とニッコリ。「この列車もけっこう揺れて面白いですね」と“撮影現場での旅”を楽しんだ。また、ウィッグを外すシーンでは、宮崎の髪が一瞬で自然な状態に戻るよう入念にヘアメイクする必要があるため、撮影スタッフの表情に緊張が走った。しかし宮崎はスタートの合図と同時にバサッとウィッグを外す思い切りのいい演技を見せ、わずか2テイクで難度の高いシーンをクリアした。

さらに「映画のように入念に作り込んだCM」ということで、映画コメンテーターのLiLiCoが撮影現場へ。2人へのインタビューも担当した。



○■宮崎あおい岡田将生インタビュー(聞き手:LiLiCo)

LiLiCo:お疲れさまでした。撮影を終えた感想をお聞かせください。

宮崎:あっという間に終わってしまった気がします……楽しかったので。(岡田さんと)いろいろお話もできましたし。

岡田:僕も、あっという間に終わってしまって…。(宮崎さんと)お話ができて本当によかったです。

宮崎:「どんなテレビ観ているんですか?」とか。共通の番組を観ていたりして、ちょっと親近感を覚えました(笑)。

岡田:わりとドキュメンタリー系が多くて……あと体育会系というか「競い合う系」ですね(笑)。いろいろなところに行ってみたり、日本から飛び出す番組……ですね(笑)。

LiLiCo:今回の撮影は列車に乗って壮大な場所を旅するというストーリーですが、どんな気分でしたか?

宮崎:ロケに出ているような気持ちになれたのはお芝居しやすいのでよかったです。素晴らしい(美術)セットでした。列車も揺らしてくださって。

岡田:セットにお芝居を助けていただくことがすごく多いので……今回は列車も揺れていたので、その中で“少しずつ揺れ動く心”を表現できている気がして、「素敵だな〜」と思いながらやらせてもらいました。

LiLiCo:今回の撮影で特に印象に残ってることは何でしょうか。

岡田:「アスタリフト」の魅力を宮崎さんにお伝えするセリフがものすごく多かったので、「宮崎さんにちゃんと伝わってるといいな」って思いながら演じていました。お伝えしているところが本当に多かったので、それが印象的でした。

宮崎:「がんばれ!」って思いながら見守っておりました(笑)。

LiLiCo:(感情の)強弱を入れないで(セリフを)話すのも難しいですよね。

宮崎:(セリフの)量もありますし、ポイントになる言葉を観ている方に伝えなきゃいけないですし。それを意識しつつ……でも動きもたくさんあったので。「大変だけど楽しそうだな」と思いながらやっていました。

LiLiCo:今回の大作を盛り上げてくれるのは松田聖子さんの名曲「赤いスイートピー」。とても素敵な曲で私も大好きなんですけれども、かわいい歌詞ですよね。

宮崎:撮影中、自分の中でずっと流れていたんです。壮大で重厚感のあるビシっとしたセットですが、松田聖子さんの「赤いスイートピー」の軽やかな印象がこの作品をよりよく盛り上げてくださるんじゃないかと思って、出来上がりが楽しみになりました。

LiLiCo:視聴者の皆さまへメッセージをお願いします。

宮崎:今回、私たちは「アスタリフト」が贈る(映像作品である)「あしたに、期待せよ。」に出演させていただきました。

岡田:偶然、列車の中で2人が出会い、そこから始まる旅がどんな旅になるか注目です。

2人:ぜひご覧ください!