開幕から2試合連続ゴールを挙げた古橋。(C)Getty Images

写真拡大

 8月13日に開催されたスコットランドリーグの第2節で、日本人5選手を擁するセルティックは、アウェーでアバディーンと対戦。3−1で快勝を収めた。

 この一戦で貴重な勝ち越しゴールを奪ったのが、CFで先発した古橋亨梧だ。1−1で迎えた29分、相手DFがバックヘッドの処理を誤ったところを突いてボールを収めると、後方から3人が追いすがるなか、GKとの駆け引きを制して、右足で見事にネットを揺らしてみせた。

 開幕戦に続いて2試合連続ゴールを決めたエースをブレンダン・ロジャース監督も絶賛。クラブの公式インタビューで、次のように称えている。

「彼はライン際での駆け引きがうまく、裏のスペースに走り込める。なので、彼がマンマークされてもビルドアップで彼にスペースを供給できるようにしている。彼の決定力は凄まじいもので、頭がいいし、鋭い。彼の動きはエリートで最高級だ」

【動画】まさかのミスを見逃さない!指揮官が「見事なタッチ」と激賞した古橋の2試合連続ゴール
 
 北アイルランド人指揮官は、「オフサイドぎりぎりのところでの動きが素晴らしく、まさにストライカーだ。オフサイドのルールが少し変わっても、絶妙に相手の隙を突いている」と話し、こう賛辞を続けている。

「相手のディフェンスを搔い潜り、見事なタッチで決めてくれた。同点に追いつかれた後にいい時間で突き放せたので、それも含めていいゴールだった」

 一瞬の隙を見逃さない、まさに古橋らしいゴールだった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部