プレミア2シーズン目を迎える三笘薫【写真:Getty Images】

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昨季はプレミア1年目で7得点5アシストを記録

 イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、プレミアリーグ2年目を迎えようとしている。

 昨季のセンセーショナルな活躍を受けて期待が高まるなか、英紙「デイリー・メール」は三笘をチームのキーマンに挙げている。

 ベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへのレンタルで武者修行し、ブライトンに復帰した昨季、三笘はプレミアリーグ挑戦1年目で33試合に出場して7得点5アシストと好成績をマーク。6位に入り、クラブ史上初のUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得した。

 オフにはアーセナルなど欧州5大リーグのビッグクラブ行きも噂されたなか、ブライトンのプレシーズンに参加した三笘。主力のアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターがリバプールへ移籍し、エクアドル代表MFモイセス・カイセドもチェルシー移籍が囁かれる状況だけに、必然と期待は大きくなる。

 英紙「デイリー・メール」はシーズンプレビューの中で、ブライトンについて「プレミアリーグ6位という結果は、数字が示す以上の価値がある。強豪と互角に渡り合おうという彼らの意欲を反映していた」と評価しつつ、2023-24シーズンのキーマンに三笘を指名している。

「カイセドが本当に退団するのであれば、三笘薫の出番だ。プレミアデビューとなった昨シーズン、小さなマジシャンは公式戦41試合に出場して10得点8アシストを記録した。たとえゴールを決めていなくても、対峙するDFにとっては悪夢のような存在。両足を駆使したドリブルと軽快なターンで、まさにウイングの魔術師だった」

 相手の警戒が強まるプレミア2年目、三笘の真価が問われることになる。(FOOTBALL ZONE編集部)