京王線と丸の内線の乗り換えが便利に!

「新宿駅西南口開発計画」と「京王線新宿駅改良工事」に着手へ

 京王電鉄は2023年8月2日(水)、「新宿駅西南口開発計画」と「京王線新宿駅改良工事」を推進することを決定したと発表しました。


京王線の車両(画像:写真AC)。

「新宿駅西南口地区開発」は、京王電鉄とJR東日本が事業主体となる再開発計画です。京王百貨店やルミネ1がある「北街区」に高さ約110m、甲州街道を挟んで隣接する「南街区」に高さ約225mの超高層ビルの建設が想定されています。
 
 京王線新宿駅の改良工事では先行的に、地下2階ホームを北側(丸ノ内線側)に延伸し、ホーム北側端部に改札が新設されます。これにより、地下2階から東京メトロ丸の内線へ乗り換えやすくなります。新宿駅西口地下広場での歩行者交錯の改善や、乗り換え時間の短縮などが見込めるといいます。
 
 南街区の再開発と新宿駅改良工事は、2023年度から着手する予定。工期は2028年度までとなります。北街区の開発着手は南街区の竣工後となり、全体完成は2040年代となる見通しです。京王電鉄は、全体の総事業費は約3000億円程度としています。