トヨタが新型「ランドクルーザー70」初公開! 9年ぶりに今秋発売! 2.8Lディーゼル&6AT採用で復活へ
新型「ランドクルーザー70」発売! 9年ぶり復活!
2023年8月2日、トヨタは新型「ランドクルーザー70」(以下ランクル70)を発表しました。
ランクル70は、2014年に約1年間の限定で再販され話題となっていましたが、それから9年越しに日本市場で3度めの復活をすることになります。
ランドクルーザーシリーズは、今から70年以上前の1951年に、警察予備隊(現・自衛隊)向けに計画された四輪駆動車を起源とする持つ本格SUVとして登場しました。
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なかでも、1984年に登場した70系(ランドクルーザー70)は、日本では2004年に販売が終了しましたが、オーストラリアなど一部市場では現在も販売されており、その質実剛健さや信頼性から世界各地で活躍し、人気を博しています。
また、日本でも2014年に発売30周年を記念し、「4ドアバン(76系)」に加え日本では初の「ピックアップモデル(79系)」を約1年限定で再販。
そして9年近く経った現在でも、ランクル70が中古車相場で高値を維持するほか、再びの販売を望む声が上がるなど、根強い人気がありました。
そして今回、9年ぶりにランクル70が再々販され、以前とは違い継続販売モデルとなることが発表されました。
新型ランクル70では、以前の再販時とは違い、4ドアバンモデルのみの設定です。
耐久性に優れ信頼度の高いラダーフレームを継続して採用するなど、優れたオフロード走破性を維持しながら、さらにオンロードでの乗り心地も向上しています。
ボディサイズは、全長4890mm×全幅1870mm×全高1920mmと、2014年に再販されたモデルと比較して全長を80mm延伸。ホイールベースは従来型と同等の2730mmに設定されています。
エクステリアでは、これまで通り今の時代には珍しい四角くシンプルなフォルムを継続。
一方で、フロントフェイスに特徴的な大きい丸目ヘッドライトを採用し、可愛らしくもタフなデザインに変更するほか、テールライトをバンパー内に移設したり、ドアミラーの形状も変更されるなど、細やかな変更も加えられています。
さらに、ホイールのデザインも一新されより精悍な印象となりました。
2.8リッターディーゼルエンジンを搭載
インテリアは、2014年時のモデルに対し基本的なデザインは変更ありませんが、メーターパネルやハンドルのデザインが変更されています。
2014年の再販時は、パワートレインにハイオク指定の4.0リッターV型6気筒ガソリンエンジンのみの設定とし、トランスミッションも5速MTのみとコア層向けな仕様でした。
今回の再々販モデルでは、最高出力204馬力・最大トルク500Nmを発揮する2.8リッター4気筒ディーゼルターボエンジン(1GD-FTV)を搭載。これに組み合わせるトランスミッションは6速ATのみとしました。
発売は今秋予定。
価格など、詳細については未だ発表されていません。続報に注目です。