羽田空港跡地の再開発 11月に全体開業へ 未来感たっぷり「羽田イノベーションシティ」更に進化
屋上の足湯スカイデッキは飛行機の撮影ポイントとして知られています。
「羽田イノベーションシティ」11月に全体開業
羽田みらい開発は2023年7月31日(月)、東京都大田区の羽田空港に隣接する大規模複合施設「羽田イノベーションシティ」が11月に全体開業すると発表しました。
京急の車両(画像:写真AC)。
「羽田イノベーションシティ」は、一部エリアが2020年7月に先行開業済み。研究開発施設・オフィス、先端医療センター、イベントホール、宿泊施設、飲食施設などで構成されています。屋上には足湯スカイデッキがあり、飛行機の撮影ポイントにもなっています。
施設内には、案内ロボットや掃除ロボット、飲食店内では配膳ロボットなどが歩き回っています。自動運転バスなどもあり、先端的なロボットやモビリティの社会実装に向けた実証実験の拠点となっています。
場所は天空橋駅(京急/東京モノレール)の直上。もともと空港施設がありましたが、拡張の過程で使われなくなり、広大な更地となっていた所です。鹿島建設はじめ9社が出資する「羽田みらい開発」と大田区が官民連携で再開発を進めていました。
施設は6月30日に全体竣工を迎えました。今後は「藤田医科大学東京 先端医療研究センター」「ホテルメトロポリタン 羽田」、日本空港ビルデングの研究開発拠点(2024年1月30日開業予定)などが新たに開業する予定です。