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宮内新横浜線「子母口工区」が開通

 川崎市は2023年7月26日、高津区で工事を進めている都市計画道路「宮内新横浜線」のうち子母口工区が8月26日に開通すると発表しました。これに向け、周辺では夜間の舗装工事や交通規制が行われます。


宮内新横浜線の子母口工区(写真中央)が開通する(画像:Google earth)。

 中原区内の府中街道(国道409号)から南へ、尻手黒川道路まで開通している4車線道路が、さらに240mほど延伸し、県道の子母口綱島線に接続します。そこから2車線ながら、横浜市港北区の地下鉄高田駅付近へ抜けることができます。

 この宮内新横浜線は川崎・横浜両市をまたぐ11km以上の都市計画道路で、高田駅付近から南は4車線で開通済み。そのまま新横浜の環状2号線まで続く地域の中核的な幹線道路に位置付けられています。

 さらに、現在多摩川で建設中の(仮称)等々力大橋へ接続し、都内の目黒通りへと直結する計画で、東京都心と新横浜を直結する路線になる予定です。

 現在、府中街道から多摩川までの区間は事業が進められているものの、まだそれらしい線形は見えてきていません。また、今回の子母口工区から横浜市までのあいだは事業化されておらず、当面は2車線県道の子母口綱島線を利用することになりそうです。