昨夏にレアル・ソシエダへ完全移籍した久保。(C)Getty Images

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 レアル・マドリーはフェネルバフチェから18歳のトルコ代表MFアルダ・ギュレルを獲得した。

 マドリーの専門メディア『Defensa Central』は、「ギュレルの登場で、アリバスだけでなく、また大きな犠牲者が出る」と見出しを打った記事を掲載。この移籍がレアル・ソシエダの久保建英に関係すると主張している。

「マドリーはギュレルの到着で計画に変更が生じる。当然のこととはいえ、居場所が不足しているアリバスの退団は今や避けられないように思える」
 
 逸材セルヒオ・アリバスの退団は濃厚としたうえで、同メディアはこう続けている。

「フェネルバフチェからの選手の加入によって影響を受けたのは彼だけではない。そしてそれは、レアル・マドリーの扉がどのように閉ざされたかを知るもう一人の人物がいるということだ。クボのことだ。たしかに昨夏に彼はレアル・ソシエダに完全移籍をしたが、彼の余剰価値の一部はまだ保持されており(マドリーは優先交渉権を保持)、テーブルの上では彼を呼び戻そうとしていた」

 記事は「(ソシエダのイマノル・)アルグアシルの指揮の下で彼が優れたパフォーマンスを発揮したためだ。しかし、ギュレルの加入により、マドリーはそのポジションを補強し、彼の復帰を複雑にしている」と続けている。

「それは優先事項ではなかったが、クボがベルナベウに戻らないと示しているようだ」

 久保自身はレアル・ソシエダの満足しており、現時点でマドリーに復帰する意思はないとはいえ、これで帰還の芽はますますなくなったと見ているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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